ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。
皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
コロナ禍の中で、介護従事者の皆様におかれましては、緊張感の中での毎日かと存じます。
今回のニュースペーパーラージヒル「地域包括ケア“考”」は水戸市のコンパクトシティを取り上げたいと思います。
これまでに何度か取り上げましたが、私が育った水戸市の西部日常生活圏域は高齢化率が30.9%(平成30年4月)で
水戸市の9つの日常生活圏域の中で最も高齢化率が進んでいます。この圏域に住んでいる私の叔父・叔母は後期高齢
者ですが、自動車の運転が出来なくなったら買い物難民になってしまうと5年ほど前から心配しています。叔父宅は
済生会病院から国道50号にぬける場所に位置していますが、この地域のスーパーは双葉台4丁目に1ケ所(中丸町に
ディスカウントスーパーがある)あるだけですが、バスを利用するにしても大変不便で歩いて買い物に行くことは
かなりむずかしいと思います。最近は食材等の宅配が進んでいますが、お買い物はアクティビティーになりますの
で今回取り上げた移動スーパーやコンビニの移動販売は今後さらに求められるのではないでしょうか。
さて、今回取り上げた水戸市が目指す「多極ネットワーク型コンパクトシティ」ですが、医療・福祉施設や商業施
設・住居等がまとまって立地し、高齢者をはじめとする住民が自家用車に過度に頼ることなく、公共交通によって
アクセスするなど日常生活に必要なサービスや行政サービスが身近に存在する姿のことです。全国的に少子高齢化
が加速し進行しています。地域包括ケアシステムの構築そして進化の為にもコンパクトシティの具体化は重要では
ないでしょうか。皆様、サービス提供されている地域のコンパクトシティの取り組みに注目していただきたいと存
じます。
参考
《実践 市民と作る公共政策》 水戸市長 高橋 靖 著(ぎょうせい)より 水戸市においては中心市街地を都市核とし、生活拠点として赤塚駅周辺地区、内原駅周辺地区、下市地区、県庁周 辺地区を指定しており、それぞれの地区が持つ機能や特性、ニーズに沿った施設や店舗の立地、居住を誘導するこ ととしています。そして、都市核と生活拠点同士を結ぶ手段としては、バスや鉄道などの公共交通を想定しており、 現在バス事業者の協力のもと、バス路線の再編、見直しを進めているところです。都市核をはじめとした各拠点の 機能強化と公共交通の整備充実は、車の両輪と言っても過言ではありません。その実現に向け、水戸市では庁内体 制として交通政策課を新設するとともに、交通事業者や公募市民、関係機関など、様々な立場の委員で構成する 「水戸市都市交通戦略会議」等を設置し、公共交通のあり方とその育成についての計画を遂行しているところです。 多極ネットワーク型コンパクトシティの構築を進める上で基本となる計画は、現在策定を進めている「立地適正化 計画」です。これは都市再生特別措置法の一部改正により市町村が策定できることになった計画で、水戸市におい ても効率的な都市基盤の強化と公共交通ネットワークの充実を図り、都市機能を集約するとともに、まちなか居住 を誘導することで、持続可能な集約型都市としていくことを目的とした計画です。 そして、安心できる未来の水戸のグランドデザイン、コンパクトなまちづくりを具現化し、地域経済の発展と本市 の魅力と活力を発信していく上で欠かすことができない地区となる「まちの顔」が中心市街地です。中心市街地の 活性化なくしては、コンパクトシティの実現は不可能と言っても過言ではありません。中心市街地の既存資源の有 効活用や都市中枢機能の集積と各機能相互の有機的連携を図りながら、都市核の強化に向け、より一層の活性化に 向けた取組を推進していく必要があります。 |
●セブンと客「ゼロマイル」配送 自宅まで最短30分で 地方 シニア向け移動販売 /2021年1月5日(火)日本経済新聞より引用●移動スーパー、全国100店でヨーカ堂、コロナで需要増 22年度めど、とくし丸と提携 /2021年1月9日(土)日本経済新聞より引用●「交通弱者」住民が送迎居住者285人…福島・大熊町で実験 高齢者の移動 切実さ増す /2021年1月11日(月)日本経済新聞より引用 |
水戸市の日常生活圏域別の面積や人口・高齢化率について(独自調べ)
![]() |
デベログループでは、WEBを活用した研修会等に積極的に取り組んでいます
第57回全国入浴福祉研修会(東京教室) WEBコンテンツ拡大中!!
![]() |
![]() |