第60回全国入浴福祉研修会

　　　　　　　　　　メインテーマ

　人を支え、心を支え、いのちを支える

　  ～訪問入浴介護サービスに求められる深化と進展～

【基調講演】

講師：古都　賢一 (ふるいち けんいち）氏

社会福祉法人 全国社会福祉協議会 副会長　　　

【経歴】

1983年3月東京大学法学部卒業。同年4月厚生省（現厚生労働省）

に入省。環境庁（現環境省）、北九州市等での勤務を経て1997年

7月厚生省社会・援護局施設人事課福祉人材確保対策官。2000年

8月名古屋大学法学研究科助教授。2005年より厚生労働省老健局

振興課長、社会・援護局保護課長、年金局総務課長、社会・援護

局総務課長、大臣官房審議官（賃金、社会・援護・人道調査担当）

を経て、2015年4月より独立行政法人国立病院機構副理事長。

2019年3月末、厚生労働省定年退職。2019年6月より現職。

【要職】

日本福祉大学客員教授 兵庫県立大学客員教授

早稲田大学非常勤講師 他

★人口減少に伴う就労人口の減少、単身高齢者や老々世帯の増加、地域経済の停滞など多岐にわたる社会課題を抱える時代。こうした社会変化に伴う多様な課題を担うためには、制度と「地域の実践」が併走していかなくてはなりません。介護保険法や生活困窮者自立支援法などの立法・改正に携わり、日本の将来を考え、地域の実情を見てこられた古都氏の講演は、「地域の実践者」でもある皆様の取り組みへの指針となることでしょう。

【特別講演】

講師：小澤　竹俊 (おざわ たけとし）氏

めぐみ在宅クリニック院長　

「ユニバーサル・ホスピスマインドを

                             すべての人生のそばに」　　

【経歴】

1963年東京生まれ。1987年東京慈恵会医科大学医学部卒業。

1991年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。

救急救命センター、農村医療に従事した後、94年より横浜甦生

病院内科・ホスピス勤務、1996年にホスピス病棟長。2006年

めぐみ在宅クリニックを開院、院長として現在に至る。

【活動】

2000年より学校を中心に「いのちの授業」を展開。一般向けの

講演も数多く行い、「ホスピスマインの伝道師」として精力的

な活動を続けてきた。2013年より、人生の最終段階に対応でき

る人材育成プロジェクトを開始し、多死時代にむけた人材育成

に取り組み、2015年、有志とともに一般社団法人エンドオブラ

イフ・ケア協会を設立し、理事に就任。

★ユニバーサル・ホスピスマインドとは

限られたいのちと関わるホスピスの現場で培われた、たとえ死や病気という解決が難しい苦しみを抱えていても、穏やかでいられる

こころのありようや、苦しむ人との関わり方のことです。

▲一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会の

ホームページより引用

➡一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会のホームページへ

★昼夜を問わず患者のお宅へ訪問する小澤医師の在宅医療に対する考え方をご講演いただきます。今後の医療・介護連携の中での訪問入浴介護のあり方を考える機会としてどうぞご期待ください。