
令和7年度の訪問入浴介護オンラインセミナーの開催に先立ちまして、株式会社デベロ デベロ老人福祉研究所 所長 植田 有司よりご挨拶をさせていただきました。

安全入浴の基礎知識の講義では
●安全入浴のための基礎知識(適切な湯温・時間等)
●入浴前~出浴後の血圧変化と注意すべきポイント・対応方法
●訪問入浴介護の特徴・利点について考える
上記3点について解説させていただきました。

特に、➀推奨される湯温、➁入浴時間、③三大作用、④皮膚表皮の変化等、入浴することにより、高齢者の身体にどのような影響があるのかを詳しく説明させていただきました。
また後半においては、訪問入浴サービスの特徴及び利点について取りあげました。

Zoomの機能により各グループに分かれて、意見交換を行っていただきました。
お湯に浸かっている時間や湯温をはじめ、1件のサービスにかかる時間や移乗補助用品の種類や方法について等、幅広く意見の交換をされていました。
グループをまとめていただき、セッションの運営していただきましたリーダーの方々には感謝申し上げます。ありがとうございました。

最後に質疑応答を行いました。
機材(タンカ・タンカワイヤー・Cリンク等)の取扱い注意点についてのご質問を受けました。

★アンケートにお声を寄せていただきました
・事前質問ができたら良いと思いました。
・日々行っていることの根拠を理解することができました。入浴介護の役割や湯温による効果、神経・血管への影響と高齢者の対応のポイントが学べました。自信を持って明日からの業務を実践できそうです。
・入浴前~出浴後の血圧変化と注意すべきポイントが役に立ちました。
・Cリンクの入浴車内での取り扱いについて
・6月のセミナーを受講したいのですが、勤務の都合上受講できません。申込みをして資料だけ頂くことは可能でしょうか。

★今後受講してみたいテーマについて
・入浴可否を判断する考え方や家族との関わり方
・腰痛対策
・洗髪のコツ
・医療依存度の高い利用者への対応
等、挙げていただきました。
今後、ご希望に添えるよう検討してまいります。





