平成27年・29年度実施の調査研究事業の報告書を中心に、訪問入浴介護の現況や今後について解説いたしました。特に訪問入浴介護の実態調査の数値や回答内容に大変関心を寄せていただきました。また昨年度の調査報告においては、全国の小規模多機能型居宅介護事業所の入浴の取り組みを理解することができ、入浴介助について多角的に考える良い機会となりました。
訪問入浴介助の手順に従い、入浴介助の基本をはじめ、入浴サービス時のリスクを避けるためのマネジメント方法について解説させていただきました。会場よりご感想をいただきました。
●初めての受講でしたが、入浴介助の手順がよくわかりました。
●普段行っていること、再確認できたこと、初めての知識として得たことがあったので、事業所に持ち帰って見直し、改善していきたい。
訪問入浴介護の業務の中で、事業所内で対応に困ってしまうような場面または実際抱えている問題、急変等緊急の場面を想定し、時間を決めてグループ内で最良の方法を導き出していただきました。
以下は寄せていただいた感想です。
●研修の中でも特にケーススタディは内容が充実していたのでまた行ってほしいです。
訪問入浴介護の意見交換会を行いました。グループワークとはメンバーをかえて、ふだんの業務内容、手順、疑問点や悩み等、十分に話し合っていただきました。会場からは、「参加された皆さん、色々な困難な事例を抱えて支援している事ではとても共感できました。サービスを利用して良かったと言って頂けるように質の向上に努めていきたいと思います。」等、ご感想をいただきました。