ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。
皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!
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介護施設で「快眠」リハビリ 不眠は認知症・生活習慣病のもと 高齢者の睡眠を改善する取り組みが医療機関以外でも広がってきた。体内時計の正常化を図る「光療法」を導入する介護施設が登場し、自宅で睡眠状態を測定する装置の貸し出しも神奈川県で本格的に始まる。不眠は生活習慣病や認知症のリスクを高めるとされ、悩む人は増えている。専門家は適度な運動や栄養バランスの取れた食事が快眠につながると指摘する。 6月下旬、通所介護施設「リハビリデイサービス・ピースフル」(大阪市港区)。トレーニングやウォーキング用のマシンが並ぶフロアの中央で、強い光を発する機器の前に座り、読書をしたり足裏のマッサージを受けたりする高齢者の姿がみられた。睡眠改善のため、2015年の開業時から利用者全員に続けている光療法だ。人は朝日を浴びると体内時計が整い、睡眠を誘導するホルモン「メラトニン」が夜に分泌されて眠気を促す。身体機能が低下した高齢者は外出が減って日光を浴びる機会が少なくなる。光療法は人工的に明るい光を当てて、体内時計を正常化させるのが狙い。 施設の利用者は専用機器で朝に光を浴びるわけではないが、日中でも睡眠に一定の効果が見込めるという。 (中略) 日中の活動減りやすく 脳への刺激が重要 睡眠健康推進機構(東京)の大川匡子機構長によると、人は老いとともに深い眠りが少なくなり、睡眠時間も減るのが自然という。体調やストレス、くすりの副作用などが眠れない要因となる。睡眠不足が続くと、「肩こりや頭痛、倦怠(けんたい)感などが生じ、重症化でうつ病や生活習慣病に至る。認知症の原因物質の蓄積も判明しており、発症につながる恐れがある」(大川機構長)として警鐘を鳴らす。 (以下略) 2018年7月18日(水)日本経済新聞記事より |
思い返してみると、私の祖母も認知症を発症しました。
祖母の場合は、祖父が亡くなった直後から頭がボーっとすると言い始め、約6ヵ月後に認知機能が低下して、叔父や叔母の介護が必要な状態となりました。そのうち、夜間における徘徊が始まったため、施設へ入所しました。
経済産業省 商務・サービスグループ政策統括調整官兼内閣官房 健康・医療戦略室次長の江崎禎英氏は、著書『社会は変えられる 世界が憧れる日本へ』の中で、“認知症は、病気というより自分の存在価値を認めてもらえないストレスに対する高齢者の自己防衛反応ではないか。”と記しています。
私はこの文を読んだとき、祖母は、祖父を亡くした寂しさから自己防衛していたと思え、祖母が認知症を発症したきっかけは、祖父が亡くなったことと大きく関係しているのかもしれないと感じました。
介護をする方は、介護を受ける方の心を汲み取ることがとても大切なのだと改めて考えさせられます。
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