2025.01.15

☆ニュースペーパーラージヒル☆地域包括ケア”考”~2024年12月20日(金)日本経済新聞の見出し:広域連携で地方の自立を促せ~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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今回のニュースペーパーラージヒルは、2024年12月20日の日本経済新聞、見出しは「広域連携で地方の自立を促

せ」という記事からです。

石破政権の柱の1つである「地方創生2.0」が起動しました。

施策の具体的な内容は、

(1)付加価値創出型の新しい地方経済の創生

(2)安心して働き、暮らせる地方の社会生活環境の創生

(3)持続可能な行政体制構築に向けたあり方の見直し

(4)災害リスクや過密に伴う非効率等のリスクに対応した人や企業の分散

(5)デジタル・新技術の活用

という5つの柱を立て、地方創生の提言がされています。

東京への人口一極集中への流れに歯止めがかからない状況の中、「老若男女を問わず、誰もが安心して暮らせる魅

力ある地域づくり」が急務とされています。

▼(出典元:日本経済新聞2024年12月20日(金)Opinionエコノミスト360℃視点「広域連携で地方の自立を促せ」記事より引用)

2020年国勢調査によると、全国1719市町村のうち、1419市町村で人口が前回調査より減少、人口3万人未満の市

町村が977に上っている。個別・単独での対応と挑戦はもはや限界といえるだろう。

この状況化で、地域の自立の確保に有力な鍵となるのが「広域連携」である。その一つの成功例を、北海道帯広市

を中心とした十勝地区に見出すことができる。

同地区では2010年から「定住自立圏構想」を掲げ、都市機能を有する帯広市と18近隣町村が役割分担・協力して、

農業の高付加価値化やデジタル化の実装、地元の金融機関・大学と連携したイノベーション(技術革新)人材の育

成に取り組んできた。

「フードバレーとかち」と名付けた成長戦略のもと、十勝地区で生産・加工した農産物をブランド化し、国内のみ

ならずアジアへも販路を拡大している。その結果、農協の取扱高や畜産物の輸出額が大幅に増加し、十勝圏域にお

ける農業関連の企業数も増えているという。

行政サービスにおいても地区内の6つの消防本部を統合し、単独の町村では難しかった消防体制の基盤維持を図っ

ている。

日本経済新聞2024(令和6年)12月20日(金)
Opinion  エコノミスト360℃視点 
広域連携で地方の自立を促せ

訪問系の介護サービスにとって、訪問範囲の広域化(遠距離)は非効率と思われがちですが、曜日を限定して訪問

先をまとめるなどの工夫で対応できます。また、地方の場合は渋滞が少ないということもあり、距離イコール時間

とは限りませんので、既存の訪問エリアの見直しを図ることでより効率性や安定した収益の確保につなげることも

可能です。

参考までに、水戸市の日常生活圏域別の高齢者数や高齢化率をご参照ください。同じ市内であっても高齢者が多く

住む地域とそうでない地域に分かれます。例えば、水戸市の西部圏域は9,383人(R5年10月)の高齢者が居住され

ています。また、水戸市と隣接する城里町は高齢者数7,160人、高齢化率39.6%と非常に高齢者が多くなっており

ます。水戸市西部圏域と城里町は隣接していますし、城里町では交通渋滞もないことからも1日の訪問先をまとめ

やすく効率的な稼働が可能といえます。

 

▲上記の図をクリックしていただくとPDFファイルでご覧いただけます。

 

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皆様の地域におかれましても、上記のようなケースは多いかと存じます。日々の訪問エリアの改善を図りつつ、安

定した事業運営へと繋げてください。

 

★よろしければ、弊社のホームページに掲載しておりますご案内チラシ・動画等を広報活動にぜひお役立てください。

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▶「訪問入浴介護とは」ページへ

訪問入浴介護は、3人(看護師、オペレーター、ヘルパー)1組で入浴介護を行うチームケアです。

お互いの職種を把握することはもちろん、性格や考え方を理解することは生産性とサービスの向上

のため大変重要です。

 

▶訪問入浴介護とは

在宅において、自力で入浴が困難な方を介助し入浴の機会を提供するものです。

入浴車により訪問し、簡易浴槽を居宅に持ち込み、入浴介護に従事する専門スタッフ3名以上がその

サービス実施にあたります。そのうちの1名以上が看護職員であり、入浴サービスの前後にご利用者

の健康観察を行う安全で快適なサービスです。

★入浴車による訪問入浴介護サービスは、介護保険制度における在宅サービスの一つです。

 

 

『入浴』と『看護・介護』の力の集結!!訪問入浴介護サービスの力

訪問入浴介護のサービス提供時には、入浴介助に伴って様々な『付帯的なサービス』が行われています。

 

全身観察

身体の状況を確認する最大の機会

看護師を中心に褥瘡等の早期発見・予防など、あらゆる観点から確認します。

 

 

生活支援の側面
寝具等ベッド環境の整備
離床する際に、シーツ、枕カバーなどの交換が行えます。不衛生になりがちなベッド周りも清掃して、環境を整えることができます。

 

 

 

 

身体介護の側面
ご家族へのアドバイス
寝たきりである利用者への清潔な下着や着衣の交換はもちろんのこと、「スキンケア」や「体位の交換」といったご家族への適切なアドバイスも。

むくみや拘縮の緩和、リハビリ要素も

入浴中は温熱作用、浮力・粘性作用により関節も動きやすくなりますので、状況によりマッサージなどを行う場合もあります。

 

全身の整容と向き合う

入浴で清潔の保持はもちろんですが、洗顔、ひげそり(電気シェーバーにて)や爪切り(疾患のない爪)など、全身の整容を考えてサービスが実施されます。

 

 

▼訪問入浴サービスご案内(英語・中国語字幕付き)(動画)

 

 

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移動入浴車デベロバスカのご紹介 ~その機能と用途