2024.12.04

☆ニュースペーパーラージヒル☆地域包括ケア”考”~2024年11月30日(土)日本経済新聞の見出し:夏より危ない冬の脱水症~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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今回のニュースペーパーラージヒル地域包括ケア”考”は、2024年11月30日(土)の日本経済新聞の医療・介護

・健康から、「夏より危ない冬の脱水症」を取り上げます。

気温や湿度の上昇で体内から水分が失われて起きる脱水症や熱中症。夏場だけだと思いがちだが、実は暖房器具

の使用で室温が上がって乾燥しがちな冬場にも発症リスクが潜んでいる。特に感染症に脱水症が加わると、重症

化しやすい。本格的な冬の到来を前に改めて予防と対策が必要だ。「まさか冬場で熱中症になることがあるとは

思わなかった」。都内の会社員の男性(46)は昨年末、実家のある福島県の救急病院からの連絡に驚いた。70

代の父親が入浴後に意識をなくし、数時間後に訪れた訪問ヘルパーが発見して救急車を呼び、命を取り留めた。

診断は熱中症だった。室内は暖房で30度近くで乾燥が進み、本人が自覚せず脱水症状が進んでいた。その後、男

性は父親の家に見守りカメラを設置し、定期的に様子を見守っているという。

脱水症は体内の水分や塩分が不足している状態のことを指す。体温の調整機能が失われ、体内に熱がたまった状

況では熱中症になる。脱水症は一般的に夏場に大量の汗をかくことで起きるイメージが多いが、実はリスクが高

くなるのは冬場だ。

帝京大学医学部の三宅康史教授は「暖房の使用により室内が乾燥しやすい。さらにインフルエンザなど感染症に

よる下痢や嘔吐(おうと)で水分が失われるリスクが高くなる」と指摘する。特に注意しなければならないのが

乳幼児と高齢者だ。

 

入浴で意識障害も注意

高齢者にとって冬場で特に注意しなければいけないのは入浴だ。東京消防庁によると、浴室などで溺れる事故は11月から2月に

集中している。入浴の際に溺れる理由は、服を脱いでから入浴するまでの温度の急激な変化で心臓や血管に負担がかかり、意識

障害を起こす「ヒートショック」が多いとみられる。脱水症もヒートショックを起こす要因の一つになる。介護福祉士の関口さ

んは「利用者には入浴してもらう際に血圧を測り、入浴前後に水分を摂取してもらうように心がけている」と話す。

 

(出典元:日本経済新聞2024年11月30日(土)夏より危ない冬の脱水症より一部引用)

日本経済新聞 2024年(令和6年)11月30日(土)

夏より危ない冬の脱水症

暖房で乾燥、感染症も原因に

 

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訪問入浴介護事業所の皆様は、「サービス提供に関するご案内」等を事前に配布されているかと存じますが、

その中に『寒い季節には事前に室内を温めておいてください。』といった記載をお忘れなくお願いします。

 

★よろしければ、弊社のホームページに掲載しておりますご案内チラシ・動画等を広報活動にぜひお役立てください。

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▼高齢者における入浴時の注意点

下記資料をクリックするとPDFファイルでご覧いただけます。

 

 

▶「訪問入浴介護とは」ページへ

訪問入浴介護は、3人(看護師、オペレーター、ヘルパー)1組で入浴介護を行うチームケアです。

お互いの職種を把握することはもちろん、性格や考え方を理解することは生産性とサービスの向上

のため大変重要です。

 

▶訪問入浴介護とは

在宅において、自力で入浴が困難な方を介助し入浴の機会を提供するものです。

入浴車により訪問し、簡易浴槽を居宅に持ち込み、入浴介護に従事する専門スタッフ3名以上がその

サービス実施にあたります。そのうちの1名以上が看護職員であり、入浴サービスの前後にご利用者

の健康観察を行う安全で快適なサービスです。

★入浴車による訪問入浴介護サービスは、介護保険制度における在宅サービスの一つです。

 

 

『入浴』と『看護・介護』の力の集結!!訪問入浴介護サービスの力

訪問入浴介護のサービス提供時には、入浴介助に伴って様々な『付帯的なサービス』が行われています。

 

全身観察

身体の状況を確認する最大の機会

看護師を中心に褥瘡等の早期発見・予防など、あらゆる観点から確認します。

 

 

生活支援の側面
寝具等ベッド環境の整備
離床する際に、シーツ、枕カバーなどの交換が行えます。不衛生になりがちなベッド周りも清掃して、環境を整えることができます。

 

 

 

 

身体介護の側面
ご家族へのアドバイス
寝たきりである利用者への清潔な下着や着衣の交換はもちろんのこと、「スキンケア」や「体位の交換」といったご家族への適切なアドバイスも。

むくみや拘縮の緩和、リハビリ要素も

入浴中は温熱作用、浮力・粘性作用により関節も動きやすくなりますので、状況によりマッサージなどを行う場合もあります。

 

全身の整容と向き合う

入浴で清潔の保持はもちろんですが、洗顔、ひげそり(電気シェーバーにて)や爪切り(疾患のない爪)など、全身の整容を考えてサービスが実施されます。

 

 

▼訪問入浴サービスご案内(英語・中国語字幕付き)(動画)

 

 

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➡移動入浴車デベロバスカのご紹介 ~その機能と用途