2023.08.28

☆ニュースペーパーラージヒル☆地域包括ケア”考”~少子化と向き合う 気になる数字~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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今回のニュースペーパーラージヒル地域包括ケア”考”は、8月16日(水)の日本経済新聞における、少子化と向き合う 気になる数

字(見出しは老老介護、昨年初の6割超え 支え手確保急務に)を取り上げたいと思います。

2022年の厚生労働省の国民生活基礎調査によると、65歳以上を介護する人の6割超が同じ65歳以上の高齢者だったとのことです。

同調査は3年に1度実施しており、65歳以上同士の割合は63.5%で、19年の前回調査を3.8ポイント上回ったとのこと。後期高齢者

の75歳以上同士の割合も35.7%と前回調査より2.6ポイント上昇しました。高齢化の加速と老老介護の深刻さをうかがわせる内容

です。

厚労省によると、75歳以上でおよそ3人に1人が、85歳以上では半数以上が要介護や要支援に認定されています。

国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2035年には85歳以上の人口が全国で1000万人を超えると推計されています。

 

日本経済新聞 2023年(令和5年)8月16日(水)

老老介護、昨年初の6割超え

                       支え手確保 急務に 

               少子化と向き合う 気になる数字 

 

高齢者が高齢者を介護する老老介護の割合が年々増えている。2022年の厚生労働省の国民生活基礎調査によると、65歳以上を介護

する人の6割超が同じ65歳以上の高齢者だった。91年の調査開始以降で最も高い割合となった。

同調査は3年に一度実施している。65歳以上同士の割合は63.5%で、19年の前回調査を3.8ポイント上回った。後期高齢の75歳以上

同士の割合も35.7%と、前回調査より2.6ポイント上昇した。高齢者の加速と老老介護の深刻さをうかがわせる。

厚労省によると、75歳以上でおよそ3人に1人が、85歳以上では半数以上が要介護や要支援に認定される。

25年には人口が最も多い「団塊世代」が75歳以上の後期高齢者になり医療費急増は避けられない。同世代が85歳以上になる35年以

降は介護費も膨らむ。

介護人材をどう確保するか。これまで処遇改善を重ねて介護職員らの給与を増やしてきたものの全産業平均には及ばない。少子化で

介護の担い手が少なくなれば外国人材に頼らざるを得なくなるが、待遇が悪ければ国際的な人材獲得競争にも勝てない。

 

 


 

8月11日の日本経済新聞における社説 人手不足に克つ 社会機能を守るため大改革の時だ では、国立社会保障・人口問題研究所の

将来推計人口によると、20年に7509万人だった15~64歳の生産年齢人口は40年に6213万人まで減る。30年まで当初10年間の減

少ペースは年平均で約43万人だが、30年以降は平均で約86万人と倍速で減少していく。これから10年もたたないうちに毎年、政

令指定都市の人口に匹敵する担い手が目減りする時代に突入するということだ。今まで職場の頑張りや工夫を積み重ねることで足

りない人手を補うこともできただろう。だが従来の考え方でこの先の人材難は乗り切れない。日本全体が「人材の無駄遣いをしな

い」という危機感を共有し、社会・経済システムを再構築していく必要がある。とされています。

 

日本経済新聞 2023年(令和5年)8月11日(金)
社説  人手不足に克つ

 

 

訪問入浴介護サービスとは在宅において、自力での入浴が困難な方を介助して入浴の機会を提供するものです。そして訪問入浴介

護のサービス提供時には、全身観察や下着や着衣の交換そしてベッド環境の整備等など様々なサービス等が行われており、非常に

付加価値の高いサービスであるわけです。

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訪問入浴介護の従事者の皆様、暑い日が続いております。本当にお疲れ様です。

水分補給など暑さ対策を行う中で地域でのご活躍をお祈り申し上げます。

 

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訪問入浴介護は、3人(看護師、オペレーター、ヘルパー)1組で入浴介護を行うチームケアです。お互いの職種を把握するこ

とはもちろん、性格や考え方を理解することは生産性とサービスの質の向上のために大変重要です。

 

 

▶訪問入浴介護とは

 

在宅において、自力で入浴が困難な方を介助し入浴の機会を提供するものです。

入浴車により訪問し、簡易浴槽を居宅に持ち込み、入浴介護に従事する専門スタッフ3名以上がその

サービス実施にあたります。そのうちの1名以上が看護職員であり、入浴サービスの前後にご利用者

の健康観察を行う安全で快適なサービスです。

 

★入浴車による訪問入浴介護サービスは、介護保険制度における在宅サービスの一つです。

 

▼訪問入浴サービスご案内(動画)

 

➡訪問入浴介護のご案内ページへ

 

 

 

 

 

『入浴』と『看護・介護』の力の集結!!訪問入浴介護サービスの力

訪問入浴介護のサービス提供時には、入浴介助に伴って様々な付帯的なサービスが行われています。

 

全身観察

身体の状況を確認する最大の機会

看護師を中心に褥瘡等の早期発見・予防など、あらゆる観点から確認します。

 

 

生活支援の側面
寝具等ベッド環境の整備
離床する際に、シーツ、枕カバーなどの交換が行えます。不衛生になりがちなベッド周りも清掃して、環境を整えることができます。

 

 

 

 

身体介護の側面
ご家族へのアドバイス
寝たきりである利用者への清潔な下着や着衣の交換はもちろんのこと、「スキンケア」や「体位の交換」といったご家族への適切なアドバイスも。

むくみや拘縮の緩和、リハビリ要素も

入浴中は温熱作用、浮力・粘性作用により関節も動きやすくなりますので、状況によりマッサージなどを行う場合もあります。

 

全身の整容と向き合う

入浴で清潔の保持はもちろんですが、洗顔、ひげそり(電気シェーバーにて)や爪切り(疾患のない爪)など、全身の整容を考えてサービスが実施されます。

 

◎活用例:訪問入浴介護が褥瘡対策に有効な理由

・入浴の力

洗浄により、創部に残った薬剤、膿、過剰の滲出液を洗い流すことがでる。

血行促進が期待でき、代謝の活性を促進し治癒力を高める。

・人(介護)の力

看護師を中心としたチームでの全身観察。

ベッド周辺の環境整備(シーツ交換など)による衛生管理や、家族への助言・負担の軽減。

浴槽や機材の洗浄・消毒を徹底。感染症伝播のリスクが低い。

 

 

☆移動入浴車デベロバスカは今日も全国の各地域で活躍しています!

移動入浴車デベロバスカのご紹介 ~その機能と用途