ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。
皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!
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今回のニュースペーパーラージヒル地域包括ケア”考”は、
厚生労働省が2月28日に発表した2022年の国内の出生数(速報値)を取り上げます。
2023年3月1日(水)の読売新聞朝刊からですが、出生数は16年から7年連続で過去最少を更新したとのことです。今回発表された
人口動態統計の速報値は日本で生まれた外国人などを含んでおり日本人のみの出生数は6月に公表予定とのことですが、77万人前後
となる見通しとのことです。1982年の出生数は151.5万人で40年間でほぼ半減とのこと。
少子化は将来の働き手の減少をもたらし、経済の縮小につながる。そして社会保障制度の維持も難しくなります。年金や医療、介護
などの社会保障給付費約130兆円の財源のうち、現役が多くを拠出する保険料は全体の半分以上を占めています。高齢者を支える将
来世代が減れば保険料の引き上げなどの負担増が避けられなくなります。私達は岸田首相が掲げる「次元の異なる少子化対策」の実
現に関心を高く持ち、子育て等支援体制などの社会環境の整備に協力体制をとっていくべきではないでしょうか。
読売新聞2023年(令和5年)3月1日(水)出生数80万人割れ 昨年初 少子化加速「危機的」 |
コロナ禍の結婚減 影響
出生数は16年から7年連続で過去最少を更新した。今回発表された人口動態統計の速報値は日本で生まれた外国人などを含む。日本
人のみの出生数は6月に公表予定だが、77万人前後となる見通しだ。1982年の出生数は151.5万人で、40年でほぼ半減する。
★出生数の推移
※出典:読売新聞オンライン記事(下記HPのURL)よりグラフをお借りしています。
(https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230228-OYT1T50275/)
人口減も加速している。22年お死亡数は前年比8.9%増の158万2033人と過去最多だった。死亡数の増加は2年連続となった。第一次
ベビーブームの頃に生まれた「団塊の世代」が22年から75歳を迎え始めたことが影響している。社人研(国立社会保障・人口問題研
究所)は死亡数の増加は40年頃まで続くと予測している。
少子化対策 空回り 出生80万人割れ 主婦や非正規 乏しい恩恵 |
■両立支援に軸足
「子育て世帯への給付が少なく、場当たり的だ。子どもを持つことが人生に不利な社会になっている。」3人の子どもを育てている経
営者で、民間団体「みらい子育て全国ネットワーク」の代表を務める天野妙さんは、これまでの少子化対策の課題を指摘する。
政府が少子化対策を強化するきっかけとなったのは、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す「合計特殊出生率」が1989年に1.57に
落ち込んだことだ。「エンゼルプラン」(94年)、「子ども・子育て応援プラン」(2004年)、幼児教育・保育の無償化などが次々
と打ち出された。
■ラストチャンス
京都大の柴田悠准教授(社会学)は、政府が目標とする「希望出生率1.8」の実現には、現金給付と、保育サービスといった現物給付
などを合わせて現状から計9.7兆円の追加予算をが必要と試算している。内訳は、児童手当(子ども1人に月1万~1万5000円)を所得
制限なしで月3万円上乗せするのに5.2兆円、大学など高等教育費の一部を免除して2.4兆円―などだ。
少子化対策はこの10年がラストチャンスとされる。出生数が120万人前後で安定していた1990年代生まれの女性が出産期に入ってい
るためだ。柴田氏は「効果がでるのに時間がかかるので雇用の安定などの長期的対策と合わせて、即効性のある対策をすぐに行うべき
だ」と強調する。
社説 ✍ 危機的な数字にどう対処する |
【出生80万人割れ】
少子化を招いている社会的な要因を解決していくことが大切だ。人口減少を前提に、社会保障制度の仕組みを変えていくことも検討せ
ねばなるまい。婚姻件数の減少は、少子化に直結している。昨年の婚姻件数は51万9800組で、30年前の3分の2の水準だ。若者が減っ
ているうえ、未婚率も高まっている。
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訪問入浴介護は付加価値の高い介護保険制度における在宅サービスの一つです。
加速して進行する少子高齢化の中で大変注目されています。
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訪問入浴介護は、3人(看護師、オペレーター、ヘルパー)1組で入浴介護を行うチームケアです。お互いの職種を把握するこ
とはもちろん、性格や考え方を理解することは生産性とサービスの質の向上のために大変重要です。
▶訪問入浴介護とは
在宅において、自力で入浴が困難な方を介助し入浴の機会を提供するものです。 入浴車により訪問し、簡易浴槽を居宅に持ち込み、入浴介護に従事する専門スタッフ3名以上がその サービス実施にあたります。そのうちの1名以上が看護職員であり、入浴サービスの前後にご利用者 の健康観察を行う安全で快適なサービスです。 ★入浴車による訪問入浴介護サービスは、介護保険制度における在宅サービスの一つです。 |
▼訪問入浴サービスご案内(動画)
『入浴』と『看護・介護』の力の集結!!訪問入浴介護サービスの力
訪問入浴介護のサービス提供時には、入浴介助に伴って様々な付帯的なサービスが行われています。
全身観察身体の状況を確認する最大の機会看護師を中心に褥瘡等の早期発見・予防など、あらゆる観点から確認します。
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生活支援の側面寝具等ベッド環境の整備離床する際に、シーツ、枕カバーなどの交換が行えます。不衛生になりがちなベッド周りも清掃して、環境を整えることができます。
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身体介護の側面ご家族へのアドバイス寝たきりである利用者への清潔な下着や着衣の交換はもちろんのこと、「スキンケア」や「体位の交換」といったご家族への適切なアドバイスも。
入浴中は温熱作用、浮力・粘性作用により関節も動きやすくなりますので、状況によりマッサージなどを行う場合もあります。 |
全身の整容と向き合う入浴で清潔の保持はもちろんですが、洗顔、ひげそり(電気シェーバーにて)や爪切り(疾患のない爪)など、全身の整容を考えてサービスが実施されます。 |
◎活用例:訪問入浴介護が褥瘡対策に有効な理由・入浴の力洗浄により、創部に残った薬剤、膿、過剰の滲出液を洗い流すことがでる。血行促進が期待でき、代謝の活性を促進し治癒力を高める。・人(介護)の力看護師を中心としたチームでの全身観察。ベッド周辺の環境整備(シーツ交換など)による衛生管理や、家族への助言・負担の軽減。浴槽や機材の洗浄・消毒を徹底。感染症伝播のリスクが低い。 |
☆移動入浴車デベロバスカは今日も全国の各地域で活躍しています!