移動入浴車誕生と入浴福祉研究の歩みでは、1972年の移動入浴車誕生からデベロが歩み続けた入浴福祉研究の歴史をご紹介いたします。
※タイトルの下にありますタグ【移動入浴車誕生と入浴福祉研究の歩み】をクリックしていただくと記事の一覧がご覧いただけます。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1973年(昭和48年)デベロ老人福祉研究所の設立
寝たきりや衰弱の高齢者・身体障がい者に安全で快適な入浴福祉を提供し、地域福祉の増進に寄与するため、その研究機関
として、医学的・福祉社会学的な調査・研究を目的とするシンクタンクとして、また入浴福祉セミナー・在宅介護セミナー
をはじめ、入浴福祉新聞を発行することなどを目的として設立されました。
設立当時の理事
代表理事 杉靖三郎(医師・医学博士 当時:筑波大学名誉教授、前日本医師会学術委員長)
理事 那須宗一(社会学者 当時:中央大学名誉教授)
専務理事 立井宗久(デベロ創業社長)
常務理事兼事務局長 立井宗興(後のデベロ社長)
社名の由来 創造・開発(デベロッパー)という意味から制作したもので、創立当時、日本の企業名ではカタカナ社名は大変少なく、パイオニア的な社名でした。また、電話の応対では「でべそ」と相手側に伝わることもしばしばあり、発音に苦慮したエピソードもありました。社色は清潔感、爽やかさをイメージした青を基調としております。
|
現地講習会による啓蒙活動から、全国入浴福祉研修会の開催へ
全国を巡り現地講習会を続ける中で、全国入浴福祉研修会がスタート。現地講習会をより深く、より広く全国的に統一した研修となり、
意見交換の場としても活用され入浴福祉普及運動には欠かせない指導的研修として成長しました。諸先生方の熱意とともに寝たきり老人
の入浴研究が保健医療に一石を投ずる結果となり、引き続いて多彩な講師陣を迎えるようになりました。
「入浴サービス担当者研修会」開催(後に名称を変え全国入浴福祉研修会)
会場:デベロ研修センター 主催:デベロ老人福祉研究所
資料:「デベロ創業社長回顧録(入浴福祉普及運動とデベロ立井 」、「デベロ創立30周年記念誌あゆみ」他