2022.08.23

☆ニュースペーパーラージヒル☆地域包括ケア”考”~茨城県の小中学校に通う児童生徒数の減少~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

今回のニュースペーパーラージヒル地域包括ケア”考”は、茨城県の小中学校に通う児童生徒数の減少を取り上げました。2021年

茨城県の小中学校に通う児童生徒数(義務教育学校含む)は、昨年度が21万7546人でピークだった1984年の41万1804人から19

万4258人(47.2%)減少してほぼ半数になりました。

令和2年(2020年)の国勢調査人口等基本集計結果報告書からですが2020年の茨城県いおける15歳未満人口は333,741人であり

15歳~64歳人口は1,638,165人、65歳以上人口は839,907人でした。尚、令和4年4月1日付の茨城県の75歳以上人口は43万人と

公表されています。

茨城新聞2022年6月7日(火)

県内小中学校2割減

ピーク比  児童生徒数は半分

 

少子化や人口減少に伴い、本県の小中学校が減少の一途をたどっている。市町村立は本年度644校で、ピークの2000年度から182校

(22.0%)減。各市町村は国や県が示す適正規模を参考に、地域の理解も得ながら学校の再編、統合を図ってきた。一方、16年度に

制度化された小中一貫9年生の「義務教育学校」は計15校まで増加。小中学校の減少傾向が続く中で、新しい教育の形が生まれてい

とのこと。

 

茨城新聞2022年7月19日(火)
                      小中生、10年で100万人減

30%以上減少は346自治体

少子化の影響で小中学校に通う児童生徒が大幅に減っている。2020年は全国で約956万人と10年より100万人近く減少。国の統計を

基に10年間で児童生徒が30%以上減った自治体数を共同通信が調べたところ全国1892市区町村のうち346に上ることが判明した。

郡部では過疎化も相まって学校の統廃合や休校が加速。小中学校は20年に2万9793校と、10年間で約3千校も減った。本県は

100校減だった。

 

❖————————————————————–

このようなことから茨城県も少子高齢化が確実に進んでいます。ところで「団塊の世代」の方が全て75歳以上となる2025年が近づい

てまいりました。今後高齢者の高齢化はさらに進みます。

そのような中で、訪問入浴介護のご案内をさせていただきます。訪問入浴介護は入浴を介護することはもちろんですが、更衣介助や

ベッドメーキングなど数々の生活支援サービスも提供される非常に貴重な介護保険の在宅サービスの一つです。

皆様、今回のニュースペーパーラージヒル地域包括ケア”考”では、訪問入浴介護のサービス提供の流れと付帯するサービスについて

ご案内させていただきます。

 

 ※タイトルの下のタグ【ニュースペーパーラージヒル】をクリックすると過去の記事の一覧がご覧いただけます。            

☆ニュースペーパーラージヒルの過去の記事はこちら☆

ニュースペーパーラージヒル | デベロ周年サイト (develo-group.co.jp)

————————————————————————————————————————————————————————————————————————————–

 

 

 

 

訪問入浴介護は、3人(看護師、オペレーター、ヘルパー)1組で入浴介護を行うチームケアです。お互いの職種を把握するこ

とはもちろん、性格や考え方を理解することは生産性とサービスの質の向上のために大変重要です。

 

 

▶訪問入浴介護とは

 

在宅において、自力で入浴が困難な方を介助し入浴の機会を提供するものです。

入浴車により訪問し、簡易浴槽を居宅に持ち込み、入浴介護に従事する専門スタッフ3名以上がその

サービス実施にあたります。そのうちの1名以上が看護職員であり、入浴サービスの前後にご利用者

の健康観察を行う安全で快適なサービスです。

 

★入浴車による訪問入浴介護サービスは、介護保険制度における在宅サービスの一つです。

 

▼訪問入浴サービスご案内(動画)

 

 

➡訪問入浴介護のご案内ページへ

 

 

 

『入浴』と『看護・介護』の力の集結!!訪問入浴介護サービスの力

訪問入浴介護のサービス提供時には、入浴介助に伴って様々な付帯的なサービスが行われています。

 

全身観察

身体の状況を確認する最大の機会

看護師を中心に褥瘡等の早期発見・予防など、あらゆる観点から確認します。

 

 

生活支援の側面
寝具等ベッド環境の整備
離床する際に、シーツ、枕カバーなどの交換が行えます。不衛生になりがちなベッド周りも清掃して、環境を整えることができます。

 

 

 

 

身体介護の側面
ご家族へのアドバイス
寝たきりである利用者への清潔な下着や着衣の交換はもちろんのこと、「スキンケア」や「体位の交換」といったご家族への適切なアドバイスも。

むくみや拘縮の緩和、リハビリ要素も

入浴中は温熱作用、浮力・粘性作用により関節も動きやすくなりますので、状況によりマッサージなどを行う場合もあります。

 

全身の整容と向き合う

入浴で清潔の保持はもちろんですが、洗顔、ひげそり(電気シェーバーにて)や爪切り(疾患のない爪)など、全身の整容を考えてサービスが実施されます。

 

◎活用例:訪問入浴介護が褥瘡対策に有効な理由

・入浴の力

洗浄により、創部に残った薬剤、膿、過剰の滲出液を洗い流すことがでる。

血行促進が期待でき、代謝の活性を促進し治癒力を高める。

・人(介護)の力

看護師を中心としたチームでの全身観察。

ベッド周辺の環境整備(シーツ交換など)による衛生管理や、家族への助言・負担の軽減。

浴槽や機材の洗浄・消毒を徹底。感染症伝播のリスクが低い。