2023.07.24

☆ニュースペーパーラージヒル☆地域包括ケア”考”~読売新聞『家族介護 支援を明記』の記事について~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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今回のニュースペーパーラージヒル地域包括ケア”考”は、2023年7月11日の読売新聞から家族介護 支援を明記 厚労省指針案 ヤン

グケアラーの相談拡充の見出し等の記事を取り上げたいと思います。厚生労働省は10日、家族の介護をする若者「ヤングケアラー

」への支援強化を盛り込んだ介護保険事業の新たな基本指針の原案を公表したとのことです。

「団塊の世代」が2025年に75歳以上の後期高齢者になることを踏まえ、ヤングケアラーをはじめとした家族への支援の重要性を

明確にした。とのこと。

具体的には、各市区町村が設置する高齢者の支援窓口「地域包括支援センター」の体制を強化。これまでは学校現場を中心に支援

体制がとられてきたヤングケアラーや「介護離職」が課題となっている中高年世代など、あらゆる年代の家族介護者への相談対応

を拡充していく方針。基本指針の原案にはこのほか、高齢化の進み具合など地域の実情に応じた介護施設の配置の再検討や介護予

防の拠点となる「通いの場」の再開、独居や生活困窮の高齢者の住まい確保も盛り込まれたとのことです。

 

読売新聞 2023年(令和5年)7月11日(火)

家族介護 支援を明記

厚労省指針案 ヤングケアラーの相談拡充

 

厚生労働省は10日、家族の介護をする若者「ヤングケアラー」への支援強化を盛り込んだ介護保険事業の新たな基本指針の原案を

公表した。「団塊の世代」が2025年に75歳以上の後期高齢者になることを踏まえ、ヤングケアラーをはじめとした家族への支援の

重要性を明確にした。松野官房長官は同日の記者会見で「家族を介護する方々を社会全体で支えていく取り組みを推進したい」と

述べた。

基本指針は、24年度から3年間の市区町村の介護保険事業の方向性を示すもので、原案はこの日の同省の部会で大筋で了承された。

具体的には、各市区町村が設置する高齢者の支援窓口「地域包括支援センター」の体制を強化。これまでは学校現場を中心に支援

体制が取られてきたヤングケアラーや、「介護離職」が課題となっている中高年世代など、あらゆる年代の家族介護者への相談

応を拡充していく方針だ。基本指針の原案には、このほか、高齢化の進み具合など地域の実情に応じた介護施設の配置の再検討や、

介護予防の拠点となる「通いの場」の再開、独居や生活困窮の高齢者の住まい確保も盛り込まれた。

同日の部会では、24年度の介護保険制度改正の主要課題で、昨年末に結論が出ず、先送りされている「高所得の高齢者の介護保険

料引き上げ」など、高齢者に負担増を求めかどうかについての議論も再開した。年金を主な収入とする高齢者の家計事情などを考

慮しつつ、今年末までに結論を示すことを目指す。

 

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ところで厚生労働省が4日に発表した2022年の国民生活基礎調査によると、「高齢者世帯」は1693万1000世帯で全世帯の31.2%

を占めて過去最大となったとのことです。そのような中で、在宅の要介護者(要支援も含む)を年齢階級別にみると85~89歳が

27.1%。90歳以上が26.2%を占めて高年齢者の比率が高まっています。一方で18歳未満の未婚の「児童がいる世帯」は過去最少の

991万7000世帯で初めて2割を切っています。このような世帯の環境からも加速して進行する少子高齢化を理解することが出来ます。

 

さて、今年の夏は猛暑が予想されています。訪問入浴介護の従事者の皆様、健康に留意されまして日々の業務を進めていただきたい

と思います。

 

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訪問入浴介護は、3人(看護師、オペレーター、ヘルパー)1組で入浴介護を行うチームケアです。お互いの職種を把握するこ

とはもちろん、性格や考え方を理解することは生産性とサービスの質の向上のために大変重要です。

 

 

▶訪問入浴介護とは

 

在宅において、自力で入浴が困難な方を介助し入浴の機会を提供するものです。

入浴車により訪問し、簡易浴槽を居宅に持ち込み、入浴介護に従事する専門スタッフ3名以上がその

サービス実施にあたります。そのうちの1名以上が看護職員であり、入浴サービスの前後にご利用者

の健康観察を行う安全で快適なサービスです。

 

★入浴車による訪問入浴介護サービスは、介護保険制度における在宅サービスの一つです。

 

▼訪問入浴サービスご案内(動画)

 

➡訪問入浴介護のご案内ページへ

 

 

 

『入浴』と『看護・介護』の力の集結!!訪問入浴介護サービスの力

訪問入浴介護のサービス提供時には、入浴介助に伴って様々な付帯的なサービスが行われています。

 

全身観察

身体の状況を確認する最大の機会

看護師を中心に褥瘡等の早期発見・予防など、あらゆる観点から確認します。

 

 

生活支援の側面
寝具等ベッド環境の整備
離床する際に、シーツ、枕カバーなどの交換が行えます。不衛生になりがちなベッド周りも清掃して、環境を整えることができます。

 

 

 

 

身体介護の側面
ご家族へのアドバイス
寝たきりである利用者への清潔な下着や着衣の交換はもちろんのこと、「スキンケア」や「体位の交換」といったご家族への適切なアドバイスも。

むくみや拘縮の緩和、リハビリ要素も

入浴中は温熱作用、浮力・粘性作用により関節も動きやすくなりますので、状況によりマッサージなどを行う場合もあります。

 

全身の整容と向き合う

入浴で清潔の保持はもちろんですが、洗顔、ひげそり(電気シェーバーにて)や爪切り(疾患のない爪)など、全身の整容を考えてサービスが実施されます。

 

◎活用例:訪問入浴介護が褥瘡対策に有効な理由

・入浴の力

洗浄により、創部に残った薬剤、膿、過剰の滲出液を洗い流すことがでる。

血行促進が期待でき、代謝の活性を促進し治癒力を高める。

・人(介護)の力

看護師を中心としたチームでの全身観察。

ベッド周辺の環境整備(シーツ交換など)による衛生管理や、家族への助言・負担の軽減。

浴槽や機材の洗浄・消毒を徹底。感染症伝播のリスクが低い。

 

 

☆移動入浴車デベロバスカは今日も全国の各地域で活躍しています!

➡移動入浴車デベロバスカのご紹介 ~その機能と用途