2023.05.12

☆ニュースペーパーラージヒル☆地域包括ケア”考”~将来推計人口~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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今回のニュースペーパーラージヒル地域包括ケア”考”は、4月26日に発表された将来推計人口を取り上げたいと思います。

4月27日の茨城新聞からですが、第1面トップ記事の見出しは、日本50年後8700万人、推計人口高齢者4割に。まず、総人口は

2056年に1億人を下回り、2070年に8700万人になると推計されています。つまり、2020年時点の1億2615万人(実績)から人

口は3割減るということです。そして2070年には、65歳以上の高齢者は3367万人で人口の4割を占める見通しとのこと。推計に

は、日本に住む外国人も含まれており、939万人で人口の1割になるとのことです。

ところで茨城県では県総合計画(22~25年度)で示す将来人口は、30年で275万人で2050年は255万人とされており、2050年

の人口構成は65歳以上が35%とのこと。

そして、日本全体で社会保障制度を担う働き手の中心となる15~64歳は2020年の7509万人から2070年には797万人に減少する

とのことです。推計では、日本に住む外国人も含まれており、先にふれたように2070年には4535万人へと大幅に落ち込むとのこ

と。そして14歳以下の人数は2020年の1503万人から2070年には797万人に減少するとのことです。推計では日本に住む外国人

も含まれており、先にふれたように2070年には939万人で人口の1割になるとされています。

 

茨城新聞2023年(令和5年)4月27日(木)

日本50年後8700万人

推計人口 高齢者4割に

 

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は26日、50年後の日本の将来推計人口を公表した。総人口は2056年に1億人を下回り、

70年には8700万人になる。20年時点の1億2615万人(実績)から3割減る。70年には65歳以上の高齢者は3367万人で

人口の4割を占める見通し。推計には、日本に住む外国人も含まれ、939万人で人口の1割となる。

推計は来年に行う将来の公的年金の給付額を計算する際の基礎データとして使われる。人口減少は、年金や医療などの社会保障の他、

自治体の維持、経済活動などに大きな影響を及ぼしそうだ。

 

 

推計は、おおむね5年ごとに公表。都道府県、市町村別は年内に発表する。前回推計は、70年に総人口が8323万人としていた。

本県では県総合計画(22年~25年度)で示す将来人口は、30年が275万人、50年は255万人と推計している。50年の人口構成

は65歳以上が35%。推計は、国立社会保障人口問題研究所が18年に公表した資料を基に県が独自に試算している。70年の推計人口

の都道府県別はまだ公表されておらず、県計画推進課は「26年度の総合計画見直しに向けて推計を進めたい」としている。

 

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このような人口推計の中で訪問入浴介護従事者の皆様、訪問入浴介護の付加価値をあらためて理解してサービス提供を進めて

いただたいと存じます。

皆様のご活躍を心からお祈り申し上げます。

 

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訪問入浴介護は、3人(看護師、オペレーター、ヘルパー)1組で入浴介護を行うチームケアです。お互いの職種を把握するこ

とはもちろん、性格や考え方を理解することは生産性とサービスの質の向上のために大変重要です。

 

 

▶訪問入浴介護とは

 

在宅において、自力で入浴が困難な方を介助し入浴の機会を提供するものです。

入浴車により訪問し、簡易浴槽を居宅に持ち込み、入浴介護に従事する専門スタッフ3名以上がその

サービス実施にあたります。そのうちの1名以上が看護職員であり、入浴サービスの前後にご利用者

の健康観察を行う安全で快適なサービスです。

 

★入浴車による訪問入浴介護サービスは、介護保険制度における在宅サービスの一つです。

 

▼訪問入浴サービスご案内(動画)

 

 

➡訪問入浴介護のご案内ページへ

 

 

 

『入浴』と『看護・介護』の力の集結!!訪問入浴介護サービスの力

訪問入浴介護のサービス提供時には、入浴介助に伴って様々な付帯的なサービスが行われています。

 

全身観察

身体の状況を確認する最大の機会

看護師を中心に褥瘡等の早期発見・予防など、あらゆる観点から確認します。

 

 

生活支援の側面
寝具等ベッド環境の整備
離床する際に、シーツ、枕カバーなどの交換が行えます。不衛生になりがちなベッド周りも清掃して、環境を整えることができます。

 

 

 

 

身体介護の側面
ご家族へのアドバイス
寝たきりである利用者への清潔な下着や着衣の交換はもちろんのこと、「スキンケア」や「体位の交換」といったご家族への適切なアドバイスも。

むくみや拘縮の緩和、リハビリ要素も

入浴中は温熱作用、浮力・粘性作用により関節も動きやすくなりますので、状況によりマッサージなどを行う場合もあります。

 

全身の整容と向き合う

入浴で清潔の保持はもちろんですが、洗顔、ひげそり(電気シェーバーにて)や爪切り(疾患のない爪)など、全身の整容を考えてサービスが実施されます。

 

◎活用例:訪問入浴介護が褥瘡対策に有効な理由

・入浴の力

洗浄により、創部に残った薬剤、膿、過剰の滲出液を洗い流すことがでる。

血行促進が期待でき、代謝の活性を促進し治癒力を高める。

・人(介護)の力

看護師を中心としたチームでの全身観察。

ベッド周辺の環境整備(シーツ交換など)による衛生管理や、家族への助言・負担の軽減。

浴槽や機材の洗浄・消毒を徹底。感染症伝播のリスクが低い。

 

 

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