令和3年度老人保健健康増進等事業「訪問入浴介護の実態に関する調査研究事業」 |
デベロ老人福祉研究所ではこれまでに、
・平成27年度「訪問入浴介護の実態調査及び医療連携と業務の効率性についての調査研究事業」
・平成28年度「在宅の重度要介護者の入浴支援のあり方に関する調査研究事業」
・平成29年度「小規模多機能型居宅介護等における入浴のあり方に関する調査研究事業」
リーフレット : 在宅介護で安心して暮らす 食事・排泄・入浴の不安を解決
・平成30年度「訪問入浴介護の今後のあり方に関する調査研究事業」
・令和元年度「訪問入浴介護のICT活用や経営の安定性や災害時等の支援に関する調査研究事業」
リーフレット : 災害時における入浴支援について ~移動入浴車による支援事例から考える~
上記、調査研究事業を実施しております。(各事業内容をクリックすると報告書がダウンロードできます)
また、令和3年度におきましては、「訪問入浴介護の実態に関する調査研究事業」を実施いたしました。
実施に関しまして、2つのワーキンググループを設置いたしました。
ワーキンググループ① 訪問入浴介護事業所へのアンケートによる状況調査
訪問入浴介護のサービスは、感染症対策の観点において個別対応が図りやすく、安心且つ安全なサービスとして、近年、その需要
は大きく高まっている。一方で、指定訪問入浴介護の事業所数については、全国的に見ると若干の減少傾向にあり、特に、過疎化が
進行するとされる地域において顕著な傾向にある。訪問入浴介護事業の特性などを踏まえて具体的に調査を行うことで、訪問入浴介
護の経営の安定性を保ち、地域にねざしたサービス提供ができる事業体制の構築を目指すための調査研究を行う。また、令和3年度
介護報酬改定の施行後の状況も含めて把握・検証を行うことで、今後の訪問入浴介護の在り方を図るための基礎資料とすべく調査を
実施する。
ワーキンググループ② 訪問入浴介護事業所におけるICTの活用状況ヒアリング
ICT等の活用によって、訪問入浴介護業務の生産性の向上につながるという効果が期待されている一方で、運用の問題や、従事者
のITリテラシー等の課題もあり、今後、さらなる普及と生産性の向上を図る必要性がある。そのためにもICTの導入・活用に際して
の現状・実態を把握し、今後の訪問入浴介護の業務改善や課題解決に資する調査を実施する。
令和3年度の調査研究事業の報告書は下記よりダウンロードできます。
報告書:令和3年度老人保健健康増進等事業「訪問入浴介護の実態に関する調査研究事業」