第57回全国入浴福祉研修会は3月19日におかげさまで盛会のうち終了しました。
※研修資料(レジュメ)の閲覧は3月25日(木)までとさせていただきます。
第57回全国入浴福祉研修会(東京教室)を開催します
〖Zoomを活用してのオンラインセミナーになります〗
〚メインテーマ〛
明るい地域づくりの実現のために
~入浴の幸せ・これまでも、これからも~
日時 : 2021年3月19日(金)午後1時~5時10分
会場 : 東京会場(TKPガーデンシティ御茶ノ水)よりオンライン配信にて開催予定
定員 : オンライン参加者 200名様 無料
【基調講演】
『人と関わるという事』
~ものがたりの視点から~
講師 佐藤 伸彦 氏
ひとそれぞれに人生があります。
そして、そのものがたりは 多種多様です。
だからこそ、「病気をみる専門家」である前に、
「病気をもった人と関わる」ということを、
わたしたちは、大事にしていきたいと考えています。
医療法人社団ナラティブホーム
ものがたり診療所 所長
【経歴】
成田赤十字病院内科、麻生飯塚病院神経内科を経て、平成14年から砺波サンシャイン病院副院長。
その後市立砺波総合病院地域総合診療科部長を経て、平成21年4月に医療法人社団ナラティブホー
ムを立ち上げる。平成22年4月1日「ものがたり診療所」を砺波市山王町で開設。平成24年から
は厚生労働省在宅医療連携拠点事業所として地域医療と終末期医療をキーワードに包括チーム医療を
実践している。令和2年11月1日砺波市太田に拠点を移し新たなものがたり作りをスタートさせる。
【所属学会】
日本生命倫理学会
日本医学哲学・倫理学会
日本プライマリケア連合学会
【主な著書等】
『家庭のような病院を-人生の最終章をあったかい空間で』(文藝春秋、2008年)
『患者様とお医者様-必要とする人に適切な医療を』(日本評論社、2008年)
『ナラティブホームの物語-終末期医療をささえる地域包括ケアのしかけ』(医学書院、2015年)
佐藤医師は、高齢者の人生の終章の援助を、医学的な治療や適切な介護支援といった「科学的理解」
と、一人の人生を「ものがたり」として理解し、どのように関わり合うのかを考える「ものがたり的
理解」のバランスを保ちながら実践する場所を目指した「ナラティブホーム構想」の提唱者として、
医療法人社団ナラティブホームを平成21年に立ち上げます。翌年「ものがたり診療所」を富山県砺波
市で開設。診療所の他に高齢者への看護や介護、そして「住まい」まで考え、ひとりひとりの「もの
がたり」を大切にする「ものがたりの街」の取り組みは、全国の医療・介護業界注目の的です。「も
のがたり」の医療を進めていくには、医療側と患者側、そして地域の理解と協力が不可欠という佐藤
医師。家庭のような病院経営を実現するために奮闘する佐藤医師のお話を通じて、住み慣れた地域や
自宅で最期を迎えたいと願う方々に、訪問入浴介護が今後担うべき「役割」を、共に考える機会とさ
せていただきたい所存です。
(※佐藤医師の講演は富山県からのライブ配信を予定しております)
【全体講演】
『地域包括ケアに求められる多職種連携について』
~最期まで地域で支えるために~
講師 岡島 さおり 氏
公益社団法人日本看護協会 常任理事
【職歴】
1984年~2012年 札幌市保健福祉局地域保健課 母子保健係長など
2012年~2014年 厚生労働省 老健局振興課 地域包括ケア推進官など
2014年~2019年 札幌市保健福祉局高齢保健福祉部 地域包括ケア推進担当部長など
2019年6月 日本看護協会 常任理事
【主な公職】
【厚生労働省】社会保障審議会 介護給付費分科会 委員
【日本看護協会】先駆的保健活動交流推進事業「地域包括支援センターにおける保健師活動実績調査」
検討委員会オブザーバー ほか。
岡島氏は現在、社会保障審議会・介護給付費分科会の委員を務められておられます。次年度の報酬改定
に向けての議論等におきましても、看護小規模多機能型居宅介護と訪問入浴介護の連携についてなど、
看護の視点から先駆的なご意見を発信されていることからも、訪問入浴介護が新たな時代を歩むための
方向性を得ることができる講演となります。
【行政説明】
『令和3年度介護報酬改定』
~訪問入浴介護~
平井 智章 氏
厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課 課長補佐
改定直前に準備すべきこと・地域課題にむけて取り組むべきこと・在宅ケアへの展望など、皆様方の
地域においての活動にお役立てください。
【研究発表】
『令和3年度からの報酬改定に向けて』~訪問入浴介護について~
梅澤 秀樹 株式会社デベロ 取締役統括営業本部長