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給湯量が少ない時の確認方法
 
入浴車のメンテナンス情報

入浴中の給湯量が少ないと感じた事はありませんか?

ボイラーや給湯ポンプの不具合、能力低下が原因という事も考えられますが、

以外と配管に原因がある場合があります。

今回はその様な場合の点検・確認方法についてご紹介いたします。

手順.1
手順画像

まずはおさらいです。基本的な事ですが水が通る配管にはフィルターが存在します。不純物等をキャッチ、機器内部への侵入を防ぎトラブルを未然に防ぐ役目をしています。当然、定期的な清掃が必要になります。写真は給湯ポンプ、吸込み側の配管に取り付けられている「Y型ストレーナー」というフィルターです。フィルター内が目詰まりしていると水量が少なくなります。分解清掃方法は「Y型ストレーナーの清掃方法」をご参照ください。

 
手順.2
手順画像

こちらもおさらいです。ボイラー上、吸込み側の配管に取り付けられている「水フィルター」(写真はノーリツ製)です。サイズが小さく、手順1で取りきれなかった細かい不純物等をキャッチします。分解清掃方法は「ボイラーの水フィルター清掃方法(ノーリツ社製動画編)」をご参照ください。

手順.3
手順画像

三方コック」です。ボイラーから出てきたお湯を給湯口(レバー縦方向)に出すか、タンク内(レバー横方向)に戻すかを切り替えます。水抜き時に操作しますがレバーを動かし軽い場合は、摩耗しているか内部が破損している可能性があります。摩耗によって出来た隙間あるいは切替が出来ていない場合など、タンク内にお湯が戻ってしまっていると給湯量が半減されてしまいます。その場合は交換してください。

 
手順.4
手順画像

手順1で紹介したY型ストレーナー周辺です。ストレーナーの蓋や配管の取付部など緩んでいるとエアー(空気)を吸ってしまいます。その場合はエアーがお湯に混入して出てくる為、給湯量に影響を及ぼします。緩みがないか確認しましょう。

手順.5
手順画像

手順4のY型ストレーナーを下方向に追っていくとタンク側面に配管が繋がっています。ストレーナー側は緩んでいなかったがこちら側が緩んでいたケースが過去に数件ありました。こちらも同様に確認しましょう。

 
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