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浴槽ガイドピンの交換方法
 
入浴車のメンテナンス情報

 

分割浴槽組立時に頭部側と足元側がうまく噛み合わない事はありませんか?

勿論、平らな場所で組み立てるのが大前提にはなりますが組立時に重要になるガイドピンは消耗品です。

使用を重ねていくと丸くなって噛み合いが悪くなり、水漏れやアルミフランジの変形を招く事もあります。

今回はガイドピンの交換方法について紹介します。

 
必要な道具

ドライバー

 

スパナ

 

ドライバー

 

スパナ

 
手順.1
手順画像

ガイドピンの内容を確認しましょう。左からM6×15皿ネジ、ガイドピン、M6平ワッシャー、M6スプリングワッシャー、M6六角ナットの順番で組み込まれています。

 
手順.2
手順画像

実際、使用していたガイドピンを確認してみましょう。先端が大分、摩耗して丸くなっています。

手順.3
手順画像

浴槽を組み立ててみます。平らな場所で組立るのが大前提ですが写真の様に噛み合わせが悪くズレています。

 
手順.4
手順画像

それでは外してみましょう。ガイドピンの裏側を覗き込むと、M6の六角ナットで固定されています。

手順.5
手順画像

M6の六角ナットにスパナ(10mm)を当てます。

 
手順.6
手順画像

表側にプラスドライバー(大)を当て左方向に、裏側のナットはスパナ(10mm)で右方向に緩めて外します。

手順.7
手順画像

M6六角ナットを外したらガイドピンを引き抜きます。

 
手順.8
手順画像

ガイドピンを比較してみます。エッジが立っている新品に対し、形と大きさ違う事が分かります。

手順.9
手順画像

新品のガイドピンを取付けます。

 
手順.10
手順画像

裏側からM6×15皿ネジにM6の平ワッシャー、スプリングワッシャー、六角ナットを取付けます。

手順.11
手順画像

手順6の逆順でプラスドライバー(大)で右回りに、スパナ(10mm)で左回りに締め付けます。

 
手順.12
手順画像

交換が終わったら噛み合わせを確認しましょう。交換したのに噛み合わせが悪い場合はアルミフランジ自体の変形が考えられます。その場合はお預かりにて修理となりますので弊社へ一度、お問い合わせください。

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