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入浴車の水抜き(冬季編)
 
入浴車のメンテナンス情報

皆さんは普段、入浴車使用後に水抜きはされていますか?

また、オレンジ色のボールバルブだけ開いて終わりにしていませんか?

冬季の凍結防止をより効果的に行う為に参考にしてください。

以前給湯ポンプとボイラー、配管の凍結対策」「入浴車の水抜き方法(動画編)」

ご紹介しておりますが今回、ご紹介するのはその後の追加作業になりますので

合わせて参照しながら作業を行って下さい。

手順.1
手順画像

まず、給湯口周辺から給湯口、オーバーフローのボールバルブを開きます。その後、タンク内循環バルブを斜め45°にしましょう。

 
手順.2
手順画像

バンパー下にある貯水タンクドレンボールバルブを開きます。

手順.3
手順画像

ボイラー横の水抜きバルブを開きます。

 
手順.4
手順画像

ボイラー上の加圧逃し弁、水抜栓を外します。

手順.5
手順画像

給湯ポンプの水抜きボールバルブを開き、呼水口栓、水抜栓を外します。ここまでが以前に「給湯ポンプとボイラー、配管の凍結対策」「入浴車の水抜き方法(動画編)」でご紹介している部分になります。

 
手順.6
手順画像

完全に水が出てこなくなったら、エンジンをかけ入浴車を前後に動かしてください。

手順.7
手順画像

水抜きが終わったと思っていても入浴車を動かす事によって抜けきらなかった水が出てきます。残った僅かな水でも凍結を起こしトラブルを招きます。

 
手順.8
手順画像

更に内部の給湯ポンプ、周辺配管を毛布で包むと保温効果が得られる為、効果的です。

手順.9
手順画像

ボイラー、周辺配管も同様に包みます。

 
手順.10
手順画像

オプションの配管ヒーター巻付けはヒーターだからと言って水抜きをしなくても100%大丈夫という訳ではありません。同様に水抜きを行ってから使用すれば更に効果的です。

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