簡易浴槽FL-8Mはどのような状況で活用されているか紹介させていただきます。
まずは、介護状態で自力で入浴が出来なくなってしまった方は、どのような方法で入浴をしているのでしょうか。
<住まいが在宅の場合>
①住まいが在宅の場合、当然家庭内で入浴する方法を考えます。必要に応じて浴室に手すりを付けたり、浴槽補助用品を活用したり、場合によっては訪問介護、訪問看護のスタッフの方が入浴介助を行います。
②家庭の浴槽での入浴が困難になってきたら、入浴介助に適した簡易浴槽で入浴をします。簡易浴槽は一般家庭の浴槽よりも低く、容易に跨ぐことが出来ますが、本人の状態が軽度である必要があります。
③本人の状態が重度になると、訪問入浴を活用する事になります。訪問入浴は、感染症でも医療処置を受けている方でもどのような方でも入浴をする事が可能です。
<住まいが施設の場合>
①住まいが施設の場合、施設内の特殊浴槽を使用して入浴します。特殊浴槽には、主に車いすのまま入浴が出来るチェアインバスや、寝たままの状態で入浴をするストレッチャー浴槽等があります。
※当社浴槽以外の浴槽画像はあくまでイメージです。
という事は、自力で入浴出来ない方が入浴方法を選択する時、ご本人が座位を保持出来るか出来ないかで入浴方法は大きく変わると言えそうです。
特に、座位が保持できないご利用者の場合、仰臥位で入浴をするために、浴槽に昇降機能等様々な機能が必要となります。
一部、シャワートローリーのように、昇降機能は無く仰臥位のままシャワーで洗身するものもありますが、シャワーでは湯に浸かったと言う感覚は得られません。寝ながら入浴すると、浮力も相まってリラックス効果が増加し、身体の疼痛や苦痛などの緩和も期待できます。そのような観点からも座位も保てない重度の方は特に湯に浸かることが望ましいと言えます。
しかし、ストレッチャー浴槽は非常に高価な物が多く、また導入に際して一部建物の改築を行わなければならない可能性などもあります。
当社の簡易浴槽FL-8Mは、寝たきりになってしまった方でも安全に、コストをかけずに入浴が出来るように開発されました。
訪問入浴介護同様ネットが昇降するのでどのような方でも入浴が可能です。導入にあたり浴室の改築をする必要もありません。
重度化が進んだ寝たきりの方を入浴する手段がない施設等に最適です。
ご興味のある方、詳細をお知りになりたい方は、お気軽にお問合せください。
”入浴によって、人を幸福に” 株式会社デベロ 入浴福祉推進部
029-247-2211(代)
ご連絡お待ちしております。