弊社(水戸市酒門町)近辺の寺社仏閣についてご紹介させていただきます。
まずは、吉田神社です。
吉田神社は、485年~498年頃の創建とされており、1500年余りの間この吉田の地で人々を見守って来た由緒ある常陸第三宮の神社です。
ちなみに、第一宮は鹿島アントラーズの本拠地近くに鎮座する鹿島神宮で、第二宮は那珂市の静ヒルズカントリークラブ近くに鎮座する静神社になります。
御祭神として日本武尊が祀られていて、日本武尊が東征の帰途、かつてこの台地の下は入り江であったため、上陸し休まれたとも伝えられています。
次は、薬王院です。
薬王院は、平安時代初期に桓武天皇の勅願により建立された天台宗の寺院であり、常陸三の宮 吉田神社の神宮寺です。
写真は、薬王院仁王門で、茨城県有形指定文化財になっています。徳川光圀が水戸藩主であった貞享5(1688)年頃、薬王院本堂を南向きから東向きに替えた際に移築・再建されました。
そして、今回最後にご紹介するのは、常照寺です。
常照寺は、徳川光圀が最後に創建した臨済宗大徳寺派の寺院です。
境内一帯は戦国期に吉田城があった場所であるとされており、土塁や空堀がその名残を感じさせてくれます。
※常照寺については、こちらをご覧ください→一般社団法人 水戸観光コンベンション協会HP
今回ご紹介させていただいたのは3寺社仏閣ですが、弊社の近辺にはその他にも歴史を感じることができる場所が数々ございますので、今後取り上げていければと思っております。
薬王院と常照寺のある水戸市元吉田町は、水戸市になる以前は吉田村吉田でしたが、合併の際に水戸市吉田と区別するために「元吉田町」と改称されたということです。
ちなみに私は、この記事を書く中で水戸市吉田という町名があることを初めて知り、過去のことを調べる中でも新たな発見が出来ることを改めて思い知らされました。
これからも新しい発見を皆様にお伝えできれば幸いです。