2020.06.01

☆ニュースペーパーラージヒル☆ 地域包括ケア “考”~ホスピタリティーの高いサービスとは~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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AI × ロボ 問題解決に挑む

  「ロボティクス」が今、世界で注目を集めている。労働力不足への対応だけでなく、AIの進化でロボット自身が自ら学んで様々な問題を解決できるようになった。その活躍の場は工場だけでなく、小売りや金融など、多岐に及ぶ。働き方改革にも影響を与えるロボティクスへの理解は企業の戦略を考える上で不可欠になっている。

   7人で運営

   「いらっしゃいませ。変なホテルへようこそ、精算機で手続きをしてください。」エイチ・アイ・エス(HIS)が運営する「変なホテル東京 銀座」では、人間と見間違うほどリアルな2体の女性人型ロボットが受付業務を担う。同ホテルでは、入退館手続きや床掃除、窓拭きにロボットを活用している。客室数は98室だが、同規模のホテルの4分の1程度の7人前後で運営できるなど、人手不足解消に役立っている。

   (以下略)

2018年9月19日(水)読売新聞記事より

 AIの総合戦略策定へ 来年G20で世界発信 投資呼び込みめざす

  政府は人工知能(AI)の本格導入に向けた総合戦略を策定する。AI開発を担う人材育成や農業や医療・介護といった産業のIT(情報技術)化を進める。今秋の臨時国会には「デジタルファースト法案」も提出。日本が議長国を務める2019年の20ヵ国・地域(G20)首脳会議でAI・ITの取り組みを世界に発信する。

  (以下略)

2018年9月28日(金)日本経済新聞記事より

 

私は大学を卒業後、地方のホテルへ入社しました。

まずはベルボーイ、そしてフロント、レストランのウェイター、宴会場のサービス、ビアガーデンのマネジャー…と、各サービスをそれぞれ1年余りずつ経験を積んだ後、営業に配属されたのが1980年代半ばのことでした。

当時は、いわゆるハデ婚が主流で、ホテルでの結婚式が1つのステータスでもありました。4~5月の結婚式シーズンはもちろんですが、地域の会社が行う宴会の需要も非常に高かったので、1年を通してとても忙しい日々を過ごしておりました。

そのような中で、私自身が質の高いサービスを提供できていたかは別にして、よく上司からホスピタリティーの高いサービスについて指導を受けました。

例えば、レストランにおけるテーブルへのご案内について。カップルでお越しのお客様で女性がドレスアップしている時は窓ぎわの中央の席等にご案内する、じっくりと仕事のお話しをされそうな雰囲気のお客さまがお越しであれば、目立たない隅のテーブルへご案内する。ご来店の目的を瞬時に理解し、ご案内しなければならないとよく指導されました。

つまり、お客さまの求めている事を瞬時に把握できる感性が必要だということです。この感性を持ち合わせていなければ、本物のおもてなしのサービスはできないため、大変な仕事だと日々感じたものでした。

2018年9月19日(水)の日本経済新聞では、「変なホテル」について取り上げられていましたが、すでにチェックインの手続きをタブレット入力で対応しているホテルも珍しくありません。この場合顧客情報がデータ化され、他店舗を利用する際に、名前を入力するだけのチェックインが可能とのことです。また、チェックアウト後の精算を自動精算としているホテルもございます。さらに、ロボットによる入室の際のサービスやルームサービスも開発され、製品化されようとしているようです。私がホテルマンだった30年前と比べて、これからもどんどん変わっていくのでしょう。

30年経つと、ホテルに限らずさまざまなところで大きな変化が起きています。ネットショッピングはその代表例だと言えるでしょう。

人は、歳を重ねていくと人との関わりの中で気を遣うことが多くなり、それがストレスになることも少なくありません。

歳を重ねた人はこのような感情の中で、人と話したい時とそうでない時の移り変わりが多くなります。

ですから、高齢者の生活を支え、個別性が求められるホームヘルパーさんをはじめとした介護従事者の方のお仕事は、本当に大変だろうと思います。例えAIやICT、IoTが進展しても、要介護者への介護や会話は、人が行っていくべき普遍的な仕事です。

 

 

 

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