2020.02.04

☆ニュースペーパーラージヒル☆ 地域包括ケア “考”~ビッグデータの活用~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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寿命 データ活用で延ばす 滋賀県、長野抜き男性1位に 課題見つけ改善策具体的に

  2017年12月に厚生労働省が発表した15年の都道府県別平均寿命で、滋賀県が男性で全国1位、女性で4位となり、長寿県として注目を集める。30年ぶりに男性トップを奪われた長野県は、滋賀県との違いをデータ分析した報告をまとめ、5年後の首位奪還を目指す。全都道府県で平均寿命と健康寿命は延びているものの、データ分析を踏まえた食事、喫煙、運動など生活習慣病の長期的な対策などによって明暗が分かれている。

2018年4月2日(月)日本経済新聞記事より

500万人診療情報集約 政府方針 治療・研究に活用

  政府は2023年をめどに、国内医療機関による診療や健康診断の結果などを集めた世界最大の診療データベースを作る方針を固めた。5000万人規模の情報を匿名化してビッグデータとし、新薬開発や人工知能(AI)を活用した検査技術向上などにつなげる。

2018年4月24日(火)読売新聞記事より

死亡率、全国最低に挑む 奈良県、がん対策先陣 見える化へデータ駆使

  奈良県が2027年に県民のがん死亡率を全国最低とする目標を掲げ、4月から独自の計画に乗り出した。地域別のがん死亡率や罹患率、検診受診率等のデータを分析し、診療方法の「見える化」を徹底して医療関係者らの取り組みの効果を高める。生涯で国民の2人に1人がかかるとされるがん対策の先進県を目指す。

2018年4月30日(月)日本経済新聞記事より

 

今回は、滋賀県の医療・福祉・保健のネット基盤の拡大と同時に、ビッグデータをもとにした健やかな滋賀県づくりについてまず注目しました。

約30年前から本格的に取り組んだ生活習慣病対策ですが、「滋賀の健康栄養マップ」調査は5年に1度行い、地域ごとに県民の健康状態を分析。データに基づき栄養バランスや運動、余暇、虫歯予防の大切さを伝えるガイドブックを作り、県内全世帯に配ったとのことです。そして「健康への1%投資運動」として、1日24時間の1%となる15分程度を散歩や体操など運動に充てることを具体的に県民に呼びかけたとのことです。

それが功を奏したのか、2017年12月に厚生労働省が発表した2015年の都道府県別平均寿命で、滋賀県が男性で全国1位、女性が4位となりました。30年ぶりに男性トップを奪われた長野県は、滋賀県との違いをデータ分析した報告をまとめ、5年後の首位奪還を目指すとのことです。

さて、現在検討されている2018年度の成長戦略草案の健康・医療において、保険外サービスの活用を促進し、平均寿命の延びを上回る健康寿命の延びを目指すとされております。

また、個人単位の被保険者番号を導入し、マイナンバーを活用した一元管理へ20年度に開始するとのことです。こういった健康寿命の延伸の取り組みの中で意外と知られていないこともあります。

健康入浴を心がけましょう!

「気をつけたい 入浴時の体調不良/健康入浴のススメ お風呂の豆知識」リーフレット

 

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