2019.09.03

☆ニュースペーパーラージヒル☆ 地域包括ケア “考”~民生委員の協力員~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

負担増す民生委員に助っ人

協力員 高齢者宅や現況把握

 「活動が大変そう」などのイメージで「なり手」の確保が全国的な

 課題となっている民生委員。一部の自治体では“助っ人”としてボラ

 ンティアの協力員(協力委員)制度を設け、民生委員の負担軽減と、

 新たな「地域福祉の担い手」の発掘につなげている。

(中略)

 兵庫県は「地域をより多くの人の目で重層的に見守れるように」

 (社会福祉課)と1990年、地域で活動する民生委員を支えるボラン

 ティアとして協力委委員を制度化した。民生委員1人につき2人まで

 配置し、サロン活動への協力や、高齢者宅の訪問、住民の生活状況

 の把握などを行っている。支援が必要な住民を把握したら速やかに

 民生委員に伝え、民生委員が対応する。

2017年9月17日(日)読売新聞より引用

 

単身社会の行方 上 高齢女性 地域で支え合い

横のつながり 見守りに活用

 ITで生活確認

 限られた担い手で高齢者を支える為、ICT(情報通信技術)を活用する

 動きも広がる。北海道七飯町は1月、高齢者の暮らしぶりをセンサー

 で感知する見守りシステム「いまイルモ」を20台導入。要支援1以上

 の介護認定を受けた一人暮らしの高齢者に貸し出す。

 室内に設置した機器で部屋の明るさや温度、行動履歴を計測。

 見守る側はインターネットで所定ページにログインすれば暮らしぶり

 を確認でき、センサーが異変を察知すればメールがくる。89歳の

 女性宅に設置したところ、トイレから出てこなくなったなどの変化に

 札幌市に住む家族が気づき、入院させたケースもあった。

2017年9月4日(月)日本経済新聞より引用

 

介護保険制度が施行される前の措置の時代に、弊社の子会社が訪問入浴介護などの介護サービスを水戸市中心に展開していたこともあり、民生委員の方々に介護について相談させていただきながらご指導を賜っておりました。入浴介護についてはもちろんですが、ギャッジベッドの市からの給付事業について、手すりの場所・太さについて等、連携を図りながら在宅サービスを進めていたことが思い出されます。

1996年当時、我が国の高齢化率は約15.1%でしたが、今年の9月18日(月・祝)[敬老の日]に発表された高齢化率は27.7%となり、過去最高を更新しました。

水戸市全体においても世帯構造が大きく変わっていますが、市内の日常生活圏域別に見てみると、1970年代に分譲された団地などにおける人口減少が明らかです。

民生委員をサポートする協力員の皆様にご活躍いただき、またIoTを有効に取り入れ活用する中で、地域包括ケアの整備がさらに進むことを願いたいです。

関連記事

解説!!訪問入浴介護 Vol.④ ~事前訪問・衛生管理・付帯サービスの解説~

 

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●