2019.07.02

☆ニュースペーパーラージヒル☆お風呂“考”~銭湯の思い出等々~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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 人生後半 はじめまして 久しぶりに銭湯へ 岸本 葉子

   しばらくぶりに銭湯へ行った。銭湯には、学生時代と会社つとめをはじめてすぐの計6年間、世話になっている。

   あのころは内風呂のない家も多かった。赤ちゃんのおしめを脱衣所で替えていたり、「出るぞー」と妻子に呼びかける

   声が男湯から響いたり。バブルの足音がもうそこまで来ていたなんて信じられない。1980年代半ばの光景だ。

   6年間も通うと、人生の一部になる。50台になってもときどき近くの銭湯へ行っていたが、「えー廃業したの」と洗面

   道具を抱えて立ちつくすことが続いた。

   今回は電車に乗って、沿線の銭湯へ。雨の夕方、傘を傾けては町名表示を確かめつつ、細い狭い坂を下る。

   カウンター式の番台でお金を払い、奥の女湯入口へ。東京では今460円だ。

   (以下略)

2018年10月4日(木)日本経済新聞・夕刊より

 部活動 練習は熱く涼しく 水風呂や時間短縮 熱中症対策なお必要

   記録的な猛暑が続く中、各地の学校や教育委員会は部活動中の熱中症を防ぐ取り組みを進めている。

   水風呂で体温を下げたり、生徒同士で体調を報告し合ったり。2学期に入ると各競技は大会が相次ぐようになり、練習にも

   熱が入りがち。気象庁は全国的に厳しい残暑を予想しており、こまめな水分補給など体調管理が引き続き求められそうだ。

   (以下略)

2018年9月4日(火)日本経済新聞・夕刊より

安心の設計 シニア 防ぎたい「ヒートショック」 入浴時 急な温度差に注意

   これから冬にかけ気温がぐっと下がる。特に入浴の際は、急な温度差で血圧が上下して、体調不良を引き起こす「ヒート

   ショック」に注意が必要だ。安全対策を知っておきたい。

   (中略)

   ■浴室を暖めておく

   地方独立行政法人「東京都健康長寿医療センター」元副所長で、「多摩平の森の病院」(東京)の高橋院長は、入浴時の

   ヒートショック防止策として3点を挙げる。

   まず、浴室や脱衣所を十分に暖めること。暖房器具などを使い、室温は20度を目安とする。体感温度に任せず、温度計で

   測るようにする。風呂の湯気で浴室全体を暖めたり、シャワーヘッドを高い位置に固定してお湯を出したりするのもいい。

   浴室に窓がある場合はあらかじめ閉めておく。

   さらに、浴槽の湯温は41度以下に設定し、長湯は避ける。湯温が設定できない場合は温度計で測る。

   最後に、飲酒の後は入浴を避ける。

   高橋院長は「高齢者が多く住む古い住宅は断熱性が低い。冬場は冷えやすく、暖房のある部屋とない部屋の温度差が大きい。

   暖房を付けるなど浴室をリフォームするのも効果的でしょう」と話す。

   (以下略)

2018年10月10日(水)読売新聞より

10月4日(木)の日本経済新聞・夕刊記事では、岸本葉子氏により、久しぶりに訪れた銭湯での情景が記されています。それを読む中で、私の銭湯での思い出がよみがえりました。

私の母は北海道の赤平市の出身で、実家は赤平茂尻の炭鉱住宅でした。約60年前の赤平市は、炭鉱の町として非常に栄えていて、ものすごく活気がありました。

私が3歳か4歳の頃だと思いますが、1960年代前半のある日、(母方の)祖父におぶさり、炭鉱町の銭湯に行ったことがあります。かなり幼かったのですが、よほど印象的だったのか、鮮明に記憶しています。

脱衣所は粗末なつくりで、お風呂場はタイル張りではなく、濃いグレー一色に覆われていて、薄暗く少し気味の悪い雰囲気でした。しかし、人々は洗い場でお互いに背中を流し合い、湯に浸かると話がはずんでいて、非常に和やかでした。ただ私は、近くにいたおばあさんの入れ歯をはずした顔が怖くて、浴槽の中でベソをかいてしまいました。

当時の炭鉱町の銭湯の光景は、和やかな空気は変わらないですが、皆さんがご存知の現在の銭湯とはまた違った、独特な雰囲気だったと思います。

現在の赤平市でも、炭鉱住宅にお住まいの方がいらっしゃいます。介護を必要としている方には、移動入浴車による訪問入浴介護を提供されているようです。今回ご紹介した赤平市茂尻の思い出は、55年も前のことですが、非常に感慨深いものがあります。

さて、今年は本当に暑い夏でしたが、猛暑日が一番多かったのは福岡県久留米市で、44日だったそうです。9月4日(火)の日本経済新聞・夕刊記事では、練習後の水風呂など、部活動時の熱中症対策について取り上げられていました。

私も20代の血気盛んな頃、ゴルフ帰りなどによくサウナに行きました。サウナ室で15分ぐらい汗を流した後、水風呂に入った時の快感は、サウナの醍醐味と言えます。当時は、サウナ室と水風呂を5回ほど往復していました。

しかし、来年60歳になる今は、それを実施する自信はありません。

また、先日血液検査を行った際に、LDLコレステロールの値が少し高いので動脈硬化を起こしやすいかもしれないと指摘を受けたため、サウナだけでなくお風呂の入り方にも充分気をつけたいと思います。

朝晩の冷えがかなり厳しくなってまいりました。

10月10日(水)の読売新聞記事によれば、“地方独立行政法人「東京健康長寿医療センター」は、11年に全国で約1万7000人が入浴中に急死したと推計している。大半が冬場だった。”そうで、”日本気象協会は今月から、インターネットでヒートショック予報」(https://tenki.jp/heatshock/)を提供している。東京ガスと共同で開発した。”とのことです。

ヒートショック予報を参考にして、血圧の変動に気をつけながら、安全で安心な入浴を楽しみたいものです。

健康入浴のススメ

リーフレットはこちら

 

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