2019.05.14

☆ニュースペーパーラージヒル☆お風呂“考”~入浴による痛みの緩和~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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がん社会を診る

 がんは遺伝子の老化といえる病気ですから、年齢とともに増えます。

 男性の場合、55歳までに発症する確率は約5%ですが、65歳までで

 は約15%になり、75歳まででは3人に1人、生涯では3人に2人が罹患

 します。

(中略)

 医師は高齢患者の体への負担に配慮しながら、治療のプラスとマイナ

 スをてんびんにかけて、治療方針を決めているはずです。実際、国立

 がん研究センターのデータをみても、ステージ4の肺がんの場合、75

 歳未満では抗がん剤治療をした方が明らかに長生きしていましたが、

 75歳以上では延命効果ははっきりしませんでした。ただし、75歳以

 上の対象者は19人と数が少なく、科学的な判断をするためには大規

 模な調査が必要です。

2017年9月7日(木)日本経済新聞記事より

がん「緩和ケア」全国に

厚労省 終末医療の充実急ぐ

 がん患者の苦痛を和らげる「緩和ケア」について、厚生労

 働省は来春から医師の研修を充実させる。がん診療連携拠

 点病院などが開催する研修会に、拠点病院以外の医師が参

 加するように呼びかける。内容も見直す。がん患者の増加

 で緩和ケアの重要性は増しており、全国どこでも適切なケ

 アが受けられるようにする。

2017年9月27日(水)日本経済新聞記事より

痛みには打撲や化膿によって急に生じる急性疼痛と、何日間も続く肩関節痛、膝痛、膝関節痛のような慢性疼痛とがあります。特にガン性疼痛は、がんの進行とtともに発生頻度が高くなり、末期では多くの方が下記にあるような強い痛みを伴います。また、持続性の痛みが多く、約50%の方は強い痛みとして訴えています。

  ガン性疼痛は様々な痛みを引き起こします。

  1)ガンが直接の原因となった痛み。

  2)ガンに関連した痛み。(筋の痙縮、リンパ浮腫、便秘、褥瘡などによる痛み。)

  3)ガンの治療に関連して起こる痛み。(手術瘢痕の慢性的な痛み、科学治療法に起因した口内炎による痛みなど。) 

  4)ガン患者に併発したがん以外の疾患による痛み。(変形性脊椎症、骨関節炎など。)

○痛みの悪循環を抑える入浴による温熱作用

痛みの悪循環で示したように、慢性疼痛部位では筋肉の緊張が続いているために血液の流れが悪くなり、老廃物や痛みの物質を発生しやすくなっています。このような慢性疼痛部位を入浴で温めることにより、血管が拡張して血液の流れがよくなり、老廃物を流しやすくすることで痛みは和らぎます。

 

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