2019.04.23

☆ニュースペーパーラージヒル☆お風呂“考”~ストレス~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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サルも温泉でストレス解消? 京大が確認

 野生のニホンザルも温泉に入ってストレスを解消しているとみられることが、ストレスの指標となるホルモン濃度を測定することで分かったと、京都大霊長類研究所のラファエラ・サユリ・タケシタ研究員のチームが国際科学誌電子版に3日、発表した。

 チームは長野県山ノ内町の地獄谷野猿公苑で2014年、雌ザル12匹をそれぞれ週3回、計90分間観察し入浴の状況を調査。また、ふんを採取し、ホルモン「グルココルチコイド」の濃度を調べた。論文では、同じサルで濃度を比べた結果、冬には、入浴が観察された週は平均で20%ほど低くなる傾向があり、温泉でストレスが低下したと考えられたとした。

 タケシタ研究員は「ニホンザルは冬に攻撃性が高まる他、寒さでストレス値が高くなるはずだが、人間と同じように温泉の効果で低くなったのでは」と話している。

2018年4月4日(木)日本経済新聞記事より

ストレス深刻さ AI分析で把握

 NECは腕につけたセンサーで汗の量や皮膚の温度、手の動きを測り、ストレスの深刻さを把握する技術を開発した。測定値の変化とストレスとの関係を人工知能(AI)の分析で突き止めた。従業員が体調を崩すのを企業側が未然に防ぐための利用を想定する。2018年度にウエアラブル(装着型)センサーを販売する企業などへの技術移転を目

指す。

 (以下略)

2018年4月5日(金)日本経済新聞記事より

 

腕につけたセンサーで、ストレスの深刻さを把握する技術が開発されたとのこと。本当に画期的です。

ストレスは、自分では自覚しない中で溜まるもの。週末と休日の状態を思えば理解できます。

介護労働安定センターでは、「認知症介護におけるストレス対策研修に関する研究会」の報告書を公表し、介護労働者の離職防止や定着を目的とする「介護職員の認知症介護によるストレス軽減のための対応方法を学ぶ研修カリキュラム」を策定したとのことです。応用編では「情緒的消耗観」などの視点が盛り込まれており、自身の症状に気付く感性を養うことも可能なようです。

訪問入浴介護従事者の皆様、仕事で疲れた後はお風呂に入り、質の良い睡眠をとって業務にあたっていただきたいと思います。

 

介護労働安定センター

『介護労働者のストレスに関する調査 結果報告書』

 

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