2019.04.25

【水戸の歴史 其の壱】徳川光圀誕生

みなさまご存知の水戸黄門こと徳川光圀(義公)は、寛永5(1628)年6月10日、家臣 三木之次の屋敷で生まれました。

現在その義公生誕の地には、水戸黄門神社(義公祠堂)が建てられています。

義公生誕の地3義公生誕の地2

義公生誕の地 水戸市三の丸2-2-29


光圀は、水戸徳川家当主 徳川頼房の三男です。

後に水戸徳川家の2代目藩主となりますが、頼房は光圀の母である愛妾 谷久子の懐妊を知ると、諸々の事情により之次に堕胎を命じました。

しかし、三木夫妻は主命に背いて密かに出産させ、三木家の子として光圀を5歳まで養育していたとのことです。

そのような背景がありながら無事に成長した光圀は、その後認知されて水戸城に入り、6歳で世子として江戸の藩邸に正式に迎えられました。


徳川光圀ゆかりの地である水戸市。私たちの愛すべき地元です。

その歴史をこれから不定期でご紹介していきます!