2019.04.16

☆ニュースペーパーラージヒル☆ 地域包括ケア “考”~誤嚥性肺炎を防ぐ~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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誤嚥性肺炎から高齢者守れ 気管詰まらせ細菌が繁殖

料理・発声 工夫でリスク減

  死亡記事などで高齢者の死因として「肺炎」が目立つ。風邪をこじらせたと考えがちだが、実は食べ物で気管を詰まらせるなどして起きる「誤嚥性肺炎」が多い。寝たきりの人などは特に注意が必要だ。食事や発生の工夫で予防や症状の軽減が可能になる場合もある。生活の質(QOL)向上のために早めに手を打ちたい。

(中略)

  体力の衰え要因

  入院や体を動かせない状態が続き体力が衰えると、食べ物や飲み物をうまく飲み込めない嚥下障害に陥りやすい。筋力が低下してのどの内側で気管を閉じる弁の働きが悪くなり、食べ物などの一部が誤って気管に入る誤嚥を繰り返すと肺炎の危険が高まる。脳梗塞の後遺症で起きる場合もある。

(中略)

  「風呂場で歌」効果

  食事内容以外にも、日ごろの行動で摂食障害の悪化や誤嚥のリスクは下げられる。専門家が一致して勧めるのが発生だ。呼吸のリズムと筋肉の動きが連動して動き、のどが鍛えられる。唾液が出て口の中もきれいになる。

(中略)

  近所付き合いなどがありおしゃべりに興じる機会が多い女性に比べ、特に定年退職後、知人が少なく精神的にも気落ちする男性は誤嚥性肺炎になりやすいとされる。正確な統計はないが「仕事人間」の弊害はこんなところにも出るようだ。

2018年2月26日(月)日本経済新聞記事より

 

誤嚥性肺炎は予防が大切で、口腔ケアと食事介助がとくに重要です。

2018年の介護報酬改定では、口腔・栄養関連の加算がサービス種別を横断的な捉え方で拡充されました。

例えば口腔衛生管理体制加算は、特定施設入居者生活介護や認知症対応型共同生活介護向けに、歯科医師または歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、介護職員に口腔ケアに関する技術的助言や指導を月1回以上行っている場合、加算をとることができます。さらに、栄養関連の加算が見直されており、管理栄養士の活躍の機会が広がっています。

また、介護職が援助可能な、歯を磨いたりする口腔ケアによって食欲が増したり表情が明るくなることもあります。

私は2ヵ月に1度、歯石をとりに歯科医院に通っていますが、歯茎がしまり、食べるものが美味しく感じられるようになりました。食事が美味しいということは、最高の幸せです。

皆さまもこれまで以上に口腔ケアに関心を持っていただきたいです。

 

 

誤嚥性肺炎についての詳しい情報は・・・

一般社団法人日本呼吸器学会HPをご覧ください

 

 

訪問入浴介護とは

心肺機能が低下した方でも安心入浴!!

 

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