2020.01.07

☆ニュースペーパーラージヒル☆ 地域包括ケア “考”~高齢になっても住みやすい地域とは~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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30年、全都道府県で人口減

都市部も高齢化進む/人口問題研 医療・介護 深刻さ増す

  厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は30日、2045年までの地域別の将来推計人口を公表した。全ての都道府県で30年から人口が減り始め、45年には7割の市区町村で15年に比べ人口が20%以上減る。都市部への人口一極集中も加速しつつあり、インフラなどの面で都市部の経済効率は上がる半面、高齢化に伴う様々な問題が深刻さを増してくる。

(中略)

  45年時点で最も人口が減る都道府県は秋田で、15年比で41.2%減。青森(37.0%)、山形(31.6%)が続く。全国平均の16.3%より大幅に落ち込む。これに対し東京は0.7%とわずかながら人口が増える。出生率の高い沖縄も0.4%の減少にとどまる。このほか、愛知、神奈川、埼玉などが大都市部の減少幅は小さめだ。

  総人口に占める65歳以上の割合は全国で15年の26.6%から45年には36.8%に上がる。青森、福島など東北地方の高齢化率上昇が著しく、東京や沖縄、愛知は30%台前半にとどまる。

(中略)

  都独自の予測では老年人口は15年からの30年間で111万人増えて412万人に達し、高齢化率は3割を超える。医療や介護などの社会保障関係費は年300億~400億円ずつ膨らみ、財政の重荷となる。特別養護老人ホームなど受け皿の整備も課題だ。

  地域の活力維持には元気な高齢者の社会参加促進も求められる。小池知事は「高齢者が安心して生活できるモデル都市東京を発信していく」と強調。シニアの就業や学び直しの支援にも力を注ぐ方針だ。

2018年3月31日(土)日本経済新聞記事より

 

私が育った水戸市の西部に位置する双葉台・赤塚中学区は、平成29年4月1日時点で高齢化率が30.15%であり、水戸市の日常生活圏域の中でもっとも高齢化が進んでいます。私はこの圏域にあたる大塚町で育ちましたが、今から50年前はバスが1時間に1本しかないような不便な場所でした。

そんな大塚町に隣接する双葉台団地は、約50年前に造成が始まったと記憶しております。団地が形づくられていく中ではすごい賑わいをみせていましたが、今ではほとんど子供を見かけない、ひっそりとした地域になってしまいました。

大塚町に住んでいる叔父・叔母はそれぞれ80歳前後になり、3年ほど前までは車を1台ずつ所有しておりましたが、今では夫婦で1台あれば十分とのことです。

先日も叔母が、「車の運転ができなくなったら、買い物難民になってしまう」と話していました。

確かにスーパーは団地に1ヶ所あるだけで、叔父宅からは2km以上の距離があります。コンビニも300m先に1軒あるだけです。叔母の心配している買い物難民については、ほぼ双葉台・赤塚中学区全体に言えることですが、本当に10年・20年経つとどうなるのだろうと思います。

水戸市の場合、自動車は生活する上での必需品です。自動車免許証を返上する方々が増加することは、そんなに遠い未来ではないと思います。コンパクトシティー構想では、水道や医療、介護等が取り上げられますが、買い物が問題になる日は近いでしょう。自動運転など自動車の進化に期待して、私の育った地域を考えてみたいと思います。

そういう私も、生きていれば20年後には80歳です。

 

 

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