2021.12.02

☆ニュースペーパーラージヒル☆地域包括ケア”考”~ヤングケアラーについて~

ニュースペーパーラージヒルは、新聞を読んで数々の新しい出来事や難題などを理解して私たちの仕事に生かしていこうという思いが込められています。取り上げる題材は、地域包括ケアとお風呂の2つですが、私、ミスターフレキシブルがその時々の記事について少々語り、デベログループの商品等との関連性をご案内しています。

皆様、新聞を読んで、世の中の大きな流れを感じて日々の仕事に生かしてまいりましょう!

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今回のニュースペーパーラージヒル地域包括ケア”考”では、ヤングケアラーを取り上げたいと思います。

さて、ヤングケアラーとは「家族にケアを要する人がいる場合に大人が行うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、

介護、感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子供」と定義されています。私の母は、北海道赤平市茂尻の出身です

が、以前赤平市は炭鉱の街で母の両親(私の祖父母)は炭鉱の仕事をしていて、母は小学生の時から家族の食事を作ったり

洗濯をしていたとのことです。母は、高校卒業後に札幌市の看護学校へ入学することになっていましたが、札幌へ行く2日前

に母(私の祖母)か「あんたがいなくなったら生活していけない」と言われて看護学校の入学を断念したと私は子供の時

から聞いていました。そんな母が亡くなって34年の月日が過ぎ去りました。母は1935年生まれですから現在とは社会環境も

世帯構造も全く異なることは充分理解しております。しかしヤングケアラーという言葉を聞くたびに母のことを思い出します。

さて、赤平市社会福祉協議会様は当社の入浴車を導入されています。10年ほど前までは炭鉱の住宅が残っていて、その住宅

には訪問入浴サービスのご利用者様がいるとのことでした。母の実家も炭鉱住宅でした。今でも赤平市茂尻炭鉱の賑わいを

時々思い出します。

 

日本経済新聞 2021年(令和3年)11月13日(土)記事より

ヤングケアラーを支援

孤立化課題 病院に報酬加算

厚労省方針

 

中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)は12日、総会を開いた。病気や障害のある家族を世話する18歳未満の「ヤングケアラー」を巡り、病院が福祉や介護、教育機関と連携して支援につなげた場合、診療報酬を加算することなどを議論。必要性に異論は出なかった。退院後の地域での生活を支えるため、医療機関の取り組みを促すのが狙い。
厚労省が加算を提案した。介護が必要な親などが入院した際、病院側が生活の様子を把握する中でヤングケアラーを見つけ、退院後に公的サービスや相談窓口の利用に結び付けて、介護の負担軽減につなげるのが目的だ。

 

 

 


 

 

『入浴』と『看護・介護』の力の集結!!訪問入浴介護サービスの力

訪問入浴介護のサービス提供時には、入浴介助の伴って様々な付帯的なサービスが行われています。

 

看護的なケア
当日のバイタル確認はもちろんのこと、主治医や訪問看護等とも連携し、ご利用者の体調チェックを行うことで、切れ目のない見守りを心掛けます。

 

 

全身観察

身体の状況を確認する最大の機会

看護師を中心に褥瘡等の早期発見・予防など、あらゆる観点から確認します。

 

 

生活支援の側面
寝具等ベッド環境の整備
離床する際に、シーツ、枕カバーなどの交換が行えます。不衛生になりがちなベッド周りも清掃して、環境を整えることができます。

 

 

 

 

身体介護の側面
ご家族へのアドバイス
寝たきりである利用者への清潔な下着や着衣の交換はもちろんのこと、「スキンケア」や「体位の交換」といったご家族への適切なアドバイスも。

むくみや拘縮の緩和、リハビリ要素も

入浴中は温熱作用、浮力・粘性作用により関節も動きやすくなりますので、状況によりマッサージなどを行う場合もあります。

 

全身の整容と向き合う

入浴で清潔の保持はもちろんですが、洗顔、ひげそり(電気シェーバーにて)や爪切り(疾患のない爪)など、全身の整容を考えてサービスが実施されます。

 

◎活用例:訪問入浴介護が褥瘡対策に有効な理由

・入浴の力

洗浄により、創部に残った薬剤、膿、過剰の滲出液を洗い流すことがでる。

血行促進が期待でき、代謝の活性を促進し治癒力を高める。

・人(介護)の力

看護師を中心としたチームでの全身観察。

ベッド周辺の環境整備(シーツ交換など)による衛生管理や、家族への助言・負担の軽減。

浴槽や機材の洗浄・消毒を徹底。感染症伝播のリスクが低い。

 

 

 

◉1冊550円(うち税50円)お申込みはコチラまで➡訪問入浴介護ハンドブック

 

 

デベログループは地域雇用の観点からも入浴福祉の推進を進めております。

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